顔のない敵 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 182
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334076399

感想・レビュー・書評

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  • 地雷に関した短編。色々考えさせられた。コン君が成長しているところは、いいなあと思った。

  • 2007.4

  • 地雷を題材にした短編です。舞台は海外ですが違和感なく読めました。最初の話で殺される役の登場人物が他の話では主役にになっていたりして読み終わる頃には一つの長編を読んだような感覚が得られました。

  • 軽い気持ちで読んだのに、気付いたらとても熱中していた。
    ミステリとしてのおもしろさはそのままに、勉強になる内容。普段小説ばかり読んで新聞には目を向けなかったが、広い知識が必要だと痛感させられた。小説の面白さだけでなく、内容の深さが素晴らしい。

  • 「対人地雷」にミステリを絡めた短編集です。
    地雷の種類や現状を知ることができ、大変面白かったです。

    ただ、「地雷は絶対悪」「地雷除去は絶対善」で進んでいくので
    読み手に考える余地を与えてくれない強引さが残念でした。
    (もちろん地雷は卑劣な兵器ですが)

    また、作中で散々批判されていたサイモンですが
    私はそこまで彼のことを憎く思うことはできませんでした。
    登場人物に感情移入ができず、置いてけぼり感があったのは
    地雷への知識が未熟だったからかもしれません。

  • (収録作品)地雷原突破/利口な地雷/顔のない敵/トラバサミ/銃声でなく、音楽を/未来へ踏み出す足(日本推理作家協会賞候補(60回/2007年))/暗い箱の中で

  • 地雷をテーマとした6つの短編プラス1編の計7編の初期短編集。氏独特の妙な設定と議論ミステリーは当時からだった模様。後の座間味君シリーズの原点のような作品もあって面白かった。

  • 対人地雷がテーマのミステリィ6編、プラス処女作、計7編の短編集。
    「地雷原突破」「利口な地雷」「顔のない敵」「トラバサミ」「銃声でなく、音楽を」「未来へ踏み出す足」「この暗い箱の中で」 

    ミステリーに重点を置きすぎず、重いテーマがしっかりと且つ押しつけがましくなく伝わってきた。
    これぞ短編、と言える内容と行間の濃さ。

  • 月の扉を読んで以降、好きでよく読んでいる作家さんの短編集です。
    ミステリーでありながら、テーマは「地雷」。
    対人地雷の除去を行うNGO団体、対人地雷の被害者、ジャーナリストや地雷の開発を行う技術者も出てきます。
    短い中にも丁寧なで論理的な推理があり、意外な犯人、意外な動機などバラエティーに富んでいます。長編に比べると推理なども薄く物足りないところもあるかと思いますが、短いながらしっかりまとめてあると思いました。
    表題作の「顔のない敵」などはミステリーとしても十分楽しめ、かつ地雷の被害者の状況などもしっかり伝えていて印象深かったです。

  • 地雷がテーマの短編集。
    すごく重そうなテーマなのに、作品自体は軽い、というのが良いと言う人もいればダメな人もいそうです。

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プロフィール

1966年愛媛県生れ。02年『アイルランドの薔薇』でデビュー。特殊状況下や斬新な設定でのロジカルな推理に定評がある。著書に『月の扉』『扉は閉ざされたまま』『トラップハウス』『カード・ウォッチャー』等。

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