ZOKUDAM (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
3.28
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本棚登録 : 180
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334076740

作品紹介・あらすじ

ロミ・品川とケン・十河は、遊園地の地下にある新しい部署に配属された。彼らは戦士として選ばれ、ロボットに乗って怪獣と戦うことを任務とされた。その部署の扉には"ZOKUDAM"の文字が。一方、永良野乃と揖斐純弥は、世界征服をめざしていた。"TAIGON"という組織の名の下に。Zシリーズ第2弾、前作と内容的にまったく無関係なまま、粛々と開幕。

感想・レビュー・書評

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  • Zシリーズ2冊目。
    「現実と比較しちゃいけない。現実には正義もなければ、悪事もない。だから、正悪のカラーを出したかったら、それなりに仁義を守らないとね。越えてはいけない一線がある。それを越えたら、いずれのアイデンティティも薄れてしまう。それこそ僕たちが最も怖れていることなんだ」
    前作と全く無関係!
    だけど続いてる
    正義って難しい
    ロミとケンの関係が楽しい
    揖斐くんと野乃の関係が可愛い

  • 今度はガンダムだ!
    いやロボコン、マジンガーZも。お台場で二度も見に行ったガンダムを懐かしく思い出した。

    仕事が徐々に仕上がっていく楽しさと興奮、そして本番の気持ち。いい!
    善悪役柄を変えてのおなじみメンバー登場。左右非対称の髪型、狂ったアンシンメトリィな顔、バーブ斉藤にも徐々に慣れてきた。
    なんだか前作が前世の記憶のように思えてきて、輪廻転生ってこんなんかもと、死んだ後確認する事項がひとつ増えた。あの人たちと自分は、前世ではどんな役柄だったか。
    役柄が変化しても基本的性格が変わらない点が面白い、切なくもある。

  • 28:00:00

  • Zシリーズ第2弾

    巨大ロボットを作り上げようとする「ZOKUDUM」チーム
    悪と言う名の対戦相手を作ろうとしてる「TAIGON」チーム

    バカバカしいことを真剣に取り組んじゃう
    森先生の遊び心満タンの作品。
    このシリーズは深く考えず、楽しんじゃっていいんだと思う(笑)

  • 先生は愉快満タンで書ければそれで良い、ファンのこちらはソフト的で調整できますから!うん!

  • 『ZOKU』の続編かと思ったら、組織や登場人物だけ残した新シリーズでした。
    正義の味方にしても悪の組織にしても、一方ならぬ努力でもって日々研鑽を積んでいるんだなぁ…と妙なリアル味を感じさせるお話です。

  • 本題よりも掛け合いや地の文を楽しむべし。ロボット操縦や組み立ての記述はさすが森博嗣、妙な説得力があってかえって面白い。

  • Zシリーズ第二弾。
    とはいうもののキャラのみで話のつながり全くなし。善悪逆転ですねー。前回の設定のが好きかも。
    このシリーズはおもしろいといえばおもしろいんだけど、「ふーん」で終わるかんじがする。
    揖斐くんと野乃ちゃんなんて犀川と萌絵だよね、まるっきり。書いてる人が同じだから仕方ないか。
    やっぱり森さんはミステリーがいいかなぁ。

  • 2009/6/27
    なんかおちょくられてる気がしないでもない。
    読んでも何も残らない本。
    ここに入れるのが1冊増えたね。ってだけ。

  • Zシリーズ第2作 登場人物は同じだが話しに繋がりはない。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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