Anniversary50 (アニバーサリーごじゅう) (カッパ・ノベルス)
- 光文社 (2009年12月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334076900
感想・レビュー・書評
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カッパノベルスの50周年を記念して作られたアンソロジー。
とにかくメンバーが豪華。
そして、「50」というくくりでミステリーを書いてるのが面白い。
「50」の使い方が作家さんそれぞれで個性が出ていたように思う。
ちなみに、おれのお目当ては道尾さんで、期待を裏切らない面白さでした。
こういう企画は作風も変わるし色んな作家さんに出会えて好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カッパ・ノベルス創刊50周年記念作品。
とにかく執筆陣が豪華。
しかも、読んでいて嬉しくなる、シリーズキャラクターが目白押し。
どれも楽しめた。
久々の登場作品を読んだ後は、またシリーズ新作(長編)を読みたいな、という欲が出た。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/anniversary50-a.html -
図書館より。
豪華メンバーによる50という数字が短編の中に隠されているアンソロジー。
気に入ったのは『博打眼』宮部みゆきさんの時代ものは、雰囲気がどこか暖かくて好きです。
他に有栖川有栖さんの『雪と金婚式』は作家アリスシリーズで、少しロマンチック仕立てになってるのが、有栖川さんらしいです。
島田荘司さんの御手洗潔シリーズや、横山秀夫さんの臨場など未読の有名シリーズの雰囲気も知れてよかったです。 -
有名な作者ばかりなので、サクッと読むにはちょうど良い。カッパノベルスの50周年を記念して、各作者が50というキーワードを含めて書いている。
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創刊50周年記念作品ということで全作書き下ろしです。
とはいえ2009年のものなので、もう10年経っているのですが。
50周年記念なので、「50」が隠しテーマになってます。
宮部みゆき「博打眼」だけ既読でしたが、「50」の縛りがあった作品とは露知らず。
いろいろバラエティに富んだ内容で、良かったです。
鮫島刑事や火村先生が出てきたり、サービス満点。
巻末に、50年間に刊行されたカッパノベルスの全リストが載っていまして、
これが感慨深かったです。
栄えある1号は松本清張「ゼロの焦点」1959年ですって。
んで、本アンソロジーで1750号。
すごいなぁ。なんか、1号から順に読んでみたくなったわ。
遠大すぎる計画だ。 -
カッパノベルス50周年の豪華執筆陣によるアンソロジー。島田荘司の「進々堂世界一周」はミステリではないが、せちがらく暖かい話だった。道尾秀介「夏の光」は道尾さんらしく暗い印象がありつつもよい家族愛。宮部みゆき「博打眼」はあまり捻りがないけど、宮部ファンとしては満足。
しかしノベルサイズは片手で読みにくいので困る。 -
カッパ50周年記念
綾辻行人、有栖川有栖、島田荘司、道尾秀介、宮部みゆき、森村誠一、横山秀夫等の大御所アンソロジー。
最初の三人さん、つまりミステリー3人衆作品はお祭り作品みたいでイマイチ。50周年だから作品をって言われて、それに応じて作ることができる才能が裏目だと思う。
道尾秀介作品は既読だ。きれいなお話だけど、面白くはないな。宮部みゆき作品は時代が私の苦手な江戸だったからパス。
やはりすばらしかったのが入院中の倉石が冴える安楽椅子探偵ものの作品かな。確かテレビで見た話だ。でも、本作ではミステリーとしてではないオチが準備されている。無理矢理お題の50を入れたことは別にして、○○がガン?このオチには驚いたな。 -
2016年3冊目。
好きな作家さんが5人も入っていたので選んだ。
今回はそれ以外の方の作品のほうが印象にあるけどw
今まで名前は知ってても読んだことなかった作家さんにも触れることができたので収穫あり。 -
豪華。
だけど、印象には残らない。