三毛猫ホームズの夢紀行 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
3.44
  • (6)
  • (12)
  • (11)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 130
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334077099

作品紹介・あらすじ

青年・小出弘一は母親と二人暮らし。働かずに家に閉じこもり、心のよりどころはパソコンに登録した仮想の少女との会話だった。ある日、弘一の母親・雪子が殺される。片山刑事は、主婦である彼女が所有していた謎の大金について調べるうちに、雪子がまったく別人のような格好で、黒スーツの男をしたがえてオフィスの入った高層ビルを訪れていたことを知る。そして、そこには弘一のかつての彼女・天宮亜由が働いていた。雪子の目的は果たして何だったのか!?手掛りを求めて片山刑事が奔走するなか、ホームズが捉えた犯人とは…。大人気シリーズ第48弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ホームズ、前作よりも活躍しましたね。
    児島おばさんの出現で、義太郎の縁談はどうなることやら・・

  • コンピューターから話しかけてくる恋人、本当に人間になって現れたか?SFの要素も取り入れた話しか?と思ったら違った。

  • 青年・小出弘一は母親と二人暮らし。
    働かずに家に閉じこもり、心のよりどころはパソコンに登録した仮想の少女との会話だった。
    ある日、弘一の母親・雪子が殺される。
    片山刑事は、主婦である彼女が所有していた謎の大金について調べるうちに、雪子がまったく別人のような格好で、黒スーツの男をしたがえてオフィスの入った高層ビルを訪れていたことを知る。
    そして、そこには弘一のかつての彼女・天宮亜由が働いていた。
    雪子の目的は果たして何だったのか!?
    手掛りを求めて片山刑事が奔走するなか、ホームズが捉えた犯人とは…。
    (アマゾンより引用)

    何か若い女の子があっちもこっちも出てきて、誰が誰だったか分からなくなりかけ…(笑)
    まぁ、いつも通りの三毛猫ホームズ…って感じでした(;・д・)

  • 2014年5月14日

    カバー・イラスト/永田力
    本文イラストレーション/江原利子
    カバー・デザイン/泉沢光雄

  • 三毛猫ホームズシリーズ48作目

  • 三毛猫シリーズ48作目。
    今回はもう少しで、片山さんも結婚か⁉と思ったのになー(笑)
    相変わらず賢いホームズ。あんな飼い猫欲しいなー。
    今回の題材は、今の世の中で実際に起こっていることだと思う。
    バーチャルとリアルの境をなくしてしまう人々。
    ITの発達でいろいろなことができることになった弊害が、これなんだと思う。
    これは、小説の中だけではない話ではないと切に感じた。
    面白かったー!
    ちなみに、私は片山刑事が好きです(笑)

  • 引き籠もりと場所貸し犯罪の2つの話題を軸に展開する。
    引き籠もりには、二次コン(二次元の画像に複雑な感情を持っている)ことが付随している。

    お見合いの話題が花を添えているが、最後に結ばれないのは納得がいかない。ぼちぼち、結婚した後の話題の展開をお願いしたい。
    今度こそ,結ばれると思ったのに,最後のどんでん返しは後味がよくない。

  • 時事ものを扱うから、面白いです。
    長く続くシリーズというのが、よく分かります。

  • チェック項目5箇所。自分の部屋にいるのが一番「居心地がいい」、このままでいいとは自分でも思っていない、好んで「居心地の悪い」外の世界へ出て行くこともない、と思う。自分のことを「たかが」なんて言ってると、本当にそんな人間から抜け出せなくなる。元恋人とのこと・・・「あいつのせいで」とか「台風がさえなかったら」とか、訊いてもいないのにグチる。情報を盗んで売る・・・情報こそ一番の商品。

  • 三毛猫ホームズシリーズはいつでも読んでて楽しく、柔らかな気持ちになれる。今回も登場人物達の優しさに癒された。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤川次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×