長い廊下がある家 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 171
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334077105

作品紹介・あらすじ

廃村に迷い込み、辿り着いた"幽霊の出る"家。そこには、隣の家と地下で繋がる、長い長い廊下があった。一方、老夫婦の住む屋敷の離れには、ネズミ講で多くの人を騙し、かろうじて収監を免れた男が転がり込んでいた。あまり使われなくなった別荘では、事故とも自殺ともつかない転落死体が発見され、三つのコップの一つには、トリカブトの毒が入っている-。多彩な事件、鮮やかな解決、わだかまる人間心理の闇。苦味も極上の本格推理傑作集。

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだ。
    ドラマ化されてるのは知ってたけど、ドラマも見ていないし。
    短編集なので、気軽に読めた。
    読みなれない文章なので、少々読むのに時間がかかる。
    他のも読んでみようかな。


    ***
    廃村に迷い込み、辿り着いた“幽霊の出る”家。そこには、隣の家と地下で繋がる、長い長い廊下があった。一方、老夫婦の住む屋敷の離れには、ネズミ講で多くの人を騙し、かろうじて収監を免れた男が転がり込んでいた。あまり使われなくなった別荘では、事故とも自殺ともつかない転落死体が発見され、三つのコップの一つには、トリカブトの毒が入っている―。多彩な事件、鮮やかな解決、わだかまる人間心理の闇。苦味も極上の本格推理傑作集。

  • 著者と同名の推理作家有栖川有栖が、友人、臨床犯罪学者火村英生と事件に挑むシリーズ、その短編集。
    表題作、初めて自分の予想が当たって嬉しい。

  • 世のミステリー、特にホームズ+ワトソン系は、事件への絡み方から役割分担まで様々な制約があるせいで、よくあるパターンに陥りがちだけど、作者が意識してるだけでこんなに違うんだねー。
    特に「雪と金婚式」が良かった。犯行を推理した直後に記憶喪失になった関係者の推理内容を推理する、なんて斬新な設定では。まあ、素敵な金婚式を迎えられた老婦人が微笑ましくて、っていうのところもあるかな。

  • アリスと火村の短編集。
    『長い廊下がある家』は、なんとなくトリックに想像がついた。
    アリスの推理に珍しく甘すぎる火村先生に違和感を感じえなくて思わず笑ってしまうw

    『雪と金婚式』はとっても綺麗な情景の殺人事件。
    事件自体より、老夫婦の美しい暮らしぶりにほっこりする。

    『天空の眼』は、珍しくアリスが一人でがんばる話。
    お隣の英語の先生とくっつけばいいのにw

    『ロジカル・デスゲーム』が一番好き。
    じゃんけんもだけど、意外にこういうのも論理的なものなのね。
    あくまで「確率」だから実際どうなのかわかんないけど。
    しかし、突然死の危険に突き落とされる火村先生は災難ですね。


    文庫本の装丁より、ハードカバーのが好きだった。
    ちょっと残念。

  • 表題以外は、トリックに特に驚く要素はなかったけど余韻が好き。表題は中編で、トリックは正直「そうきたか」と思ったけど、動機や諸々は…うーん。普通。

  • 火村シリーズの短編集。
    ころっと騙されるアリスが相変わらずで微笑ましい「長い廊下がある家」、読後にほんのりと暖かい気持ちになる「金婚式」、火村がほとんど登場せずにアリスが活躍する「天空の眼」、推理ものというよりは確率論が際立つ「ロジカル・デスゲーム」と4編が収録されており、それぞれのストーリーの性格が見事なまでにバラバラで読み応えのある一冊。

  • 請求記号:913.6/Ari
    資料ID:50060579
    配架場所:図書館1階東館 テーマ展示

  • 新刊!と思って読んだら、なんだか読んだことあるような…?
    途中で、同名の新書が出てることに気づきました。新書で一回読んでた~!でもまあいい感じにストーリー忘れてたのでもう一度楽しく読みました。
    火アリシリーズ。表題作もですが、火村先生ファンとしては「ロジカル~」がやっぱり好きです。

  • 表題作の雰囲気が好き

  • 長い廊下がある家読了。なんか有栖川さんにしては珍しく、けっこうトリックがおもしろかった。表題作はほんとお手本みたいなミステリ。ロジカルデスゲームは、あーこれが火村先生かっこいー!って言ってたやつか!って思ったんだけど、かっこよくて爽快感あったんだけど、あれどう考えてもまとめが……

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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