犯罪ホロスコープII 三人の女神の問題 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 191
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334077129

作品紹介・あらすじ

十年前に解散した女性三人組アイドル・トライスター。彼女たちが所属していた事務所の元社長・折野が他殺死体で見つかった。犯人と目されたのは、元ファンクラブ会長の安田。安田は自身のブログに折野殺害をほのめかす声明文をアップした直後、服毒自殺していた。しかし捜査を進めるうち、安田の共犯者がトライスターのメンバー内にいたことがわかる。モッチ、メグ、アズミン、三人の女神のうち、いったい誰が犯人なのか-(表題作)。名探偵・法月綸太郎が六つの難事件に挑む本格ミステリ後編。

感想・レビュー・書評

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  • 表題作は ロジックが一貫していて とても面白かった クオリティの高い 短編集だと思うけれども 時代がかっている

  • 星座に絡めないといけないという制約もあってか、どの短編も一捻りしてあるものの秀逸という出来ではない。
    法月シリーズのファンなら楽しめるレベル。

  • 黄道十二星座の神話をモチーフにした事件の短編集。
    よくも悪くも新本格の真骨頂。ストーリーが多少不自然でも、複雑な謎をロジカルに解き明かしてみせる鮮やかさ。ベストは「宿命の交わる城で」かな。ちょっと凝りすぎだけど面白かった。

  • 前作同様、黄道十二星座に纏わるギリシャ神話をモチーフにした事件を名探偵・法月綸太郎が解決していきます。
    「交換殺人」「ダイイング・メッセージ」「誘拐」などバラエティーに富んでいますが、探偵役の法月綸太郎の思いつきがそのまま当たるというパターンばかりでご都合主義的です。新事実が後付されることもあり、パズラーとしてはあまり良い出来ではないような気がしました。
    一番面白かったのは【錯乱のシランクス】。ダイイング・メッセージの真相は意見が別れそうですが、それなりに説得力がありますし、あまり例のない仕掛けだったので楽しめました。

  • 登場人物の名前に凝っているのが好き。
    どれが特に好き、ってわけじゃないけど、全体的に読みやすくて面白かった。

  • 12星座終わるのにどんだけかかってんだか(笑)
    無理矢理の言葉遊びのパズルだけど、ロジックはフェアで奇麗。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/11313417.html

  • 天秤座以降の6星座分。Ⅰに出てきた人物が再登場する話もある。というのだが、Ⅰから間がたっていて、すっかり忘れて思い出せないよ、法月先生。

    天秤座の話は、『キングを探せ』を読んだ直後だったので、既視感強すぎ。と思ったら、著者いわく『キング』のパイロット版とのこと。ええっ~。

    射手座の話は、ダジャレかよ…w でも、パズルのこういうバカバカしさは嫌いじゃない。

  • 黄道十二星座をモチーフにした連作ミステリ集の後半戦。操り、誘拐、構図の逆転、意外な目的が隠されたオカルト趣味など、今巻も前作に引けを取らない幅広さです。中でも、『キングを探せ』のパイロット版として同じく交換殺人を扱うも、まったく異なったアプローチを見せる「宿命の交わる城で」が飛び抜けてテクニカル。ダイイングメッセージものの「錯乱のシランクス」もそうでしたが、“謎”の複雑さを追求するあまり、犯行計画や事件そのものの有用性に疑問符が付いてしまう本末転倒加減は、本格ミステリの在り方として興味深いところであると同時に、今後解決していくべき命題でもあるように思いました。

  • 形式に慣れたせいもあってか一作目よりこちらのほうが楽しめたかなと、作品的には表題作と「宿命の交わる城で」が良かったです。

  • 面白かったけど、ちょっと凝りすぎかなと感じた。

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著者プロフィール

1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。在学中は京大推理小説研究会に所属。88年『密閉教室』でデビュー。89年、著者と同姓同名の名探偵が登場する「法月綸太郎シリーズ」第1作『雪密室』を刊行。2002年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。05年『生首に聞いてみろ』が第5回本格ミステリ大賞小説部門を受賞。
本作『法月綸太郎の消息』は講談社から刊行されるシリーズ短篇集としては17年ぶり、また「法月綸太郎シリーズ」開始30周年を記念する一冊となる。


「2019年 『法月綸太郎の消息』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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