鮫島の貌 新宿鮫短編集 (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 77
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334077204

感想・レビュー・書評

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  •  後日談あり外伝あり企画物あり、よくいえばバラエティに富み、悪くいえばまとまりのない短編集( ´ ▽ ` )ノ
     出来不出来はあまりなく、さすがベテランの味、どれをとってもそこそこ楽しめる( ´ ▽ ` )ノ

     警官魂というか職業意識というか、こういう「プロフェッショナル」を描いた作品が好きで、「鮫」シリーズをずっと読んできた( ´ ▽ ` )ノ
     特にこの2ヶ月、村上春樹とミレニアムという性欲に取り憑かれたキャラクターしか出てこない小説を読み続けてきただけに、本書に接して心洗われる思いがした( ´ ▽ ` )ノ
     警官は規範、悪は権力、凡人は平穏、ただそれだけを求めるシンプルそのものの世界( ´ ▽ ` )ノ
     すばらしい( ´ ▽ ` )ノ


     マンガネタのエピソードが2本も入ってるけど、個人的には「新宿鮫」を漫画化するならぜひ川崎のぼるの作画で、と思い続けてきた( ´ ▽ ` )ノ
     その昔、「長男の時代」(原作は小池一夫)というハードボイルドコミックがヤングジャンプで連載されていて、その主人公(久能隼人)が鮫島のイメージとぴったり重なるんだよなあ( ´ ▽ ` )ノ
     今はもう漫画家としては現役引退してるらしい(?)けれど、せめて川崎のぼるのキャラクターデザインでシリーズをアニメ化してくれないものかなあ、というのが切なる願い( ´ ▽ ` )ノ

    2017/06/18

  • 警察小説のしかもシリーズものの主人公をメインにした短編というのは、捜査する頁がないために主人公がスーパーマンになってしまい、味わいがなくなるということがある。これは新宿鮫を主人公にしながらも彼の周囲の人間からみた鮫を描いていて、うまいやり方だ。確かに鮫島自体はスーパーな行動をとっているのだけど、周囲の人間と鮫島の関係も書きつつなので、むしろ本編とは違った味がある。桃井さんや晶、藪といったキャラとの日常が見れるのが楽しい。企画物の短編が収録されているのも嬉しい。まあただ、鮫はやはり長編でこそ、と思うので、☆3つの「普通」評価

  • 新宿鮫シリーズを読んでいない読者も楽しめるし、読んでいる読者は、なお楽しめる。
    桃井の視点を借りたり、敵対する立場の人間の眼から描いたり、まさに、新宿鮫の風貌を浮き上がらせる好短編集。
    「こち亀」の両津まで、登場してくるのは、著者のサービス精神か。

  • 気楽に読める作品。藪の同級生が両さんなのが笑えた。

  • 新宿鮫の短編集
    冴羽リョウや両さんも登場
    いろいろな人の視点で書かれた短編集

  • 短編集。かなり短いお話や,両津勘吉とのコラボ?浅羽遼とのコラボ?といった変わった話もある。
    電車で読むには一話が短くて良い。

  • 2014/11/5 44読了

  • 常に泳ぎ続けなければ死んでしまうのが鮫。ワーカホリック鮫島の真骨頂であるが、今作ではいろんな貌を見せてくれる。両津、冴羽など、漫画のキャラクターまで登場する。脱線感、逸脱感が非常に面白かった。

  • 新宿鮫短編集。人気漫画キャラも登場。

  • まあ、つなぎの安心して読めるシリーズ物だからね。
    ふんふん。そーお。
    260620読了

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プロフィール

1956年愛知県生まれ。慶應義塾大学中退。79年『感傷の街角』で第1回小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で第12回吉川英治文学新人賞および第44回日本推理作家協会賞、94年『無間人形』で第110回直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で第17回柴田錬三郎賞、10年第14回日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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