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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784334102081
作品紹介・あらすじ
名探偵・南美樹風と縁が深かった篤志家の女性が亡くなった。長く闘病生活を送っていた彼女だが、その死に他殺の疑いが浮上する――。実業家一族を覆う呪われた宿命とは? エラリー・クイーンの国名シリーズにオマージュを捧げる圧巻の本格推理!
感想・レビュー・書評
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クイーンの国名シリーズに倣うだけあって、事件は物語の外側で起こってしまい、後はひたすらにインタビューと捜査の過程を描いて、推理の材料を揃えていくだけ。おまけに色々やらかすエラリーと違って、ひたすら生真面目で誠実だけの探偵役なので、この過程はかなり地味で単調、はっきり言って少々退屈。ミステリ好きでもちょっと辛いかも知れない。それでも謎解きが始まってからは圧倒的で、水も漏らさぬとばかりに、徹底的に遂行されるロジックは少々神経症じみてさえいる。この点だけでミステリ好きなら読んでおくべきというレベルですね。
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老女の病死に葬儀の直前に浮上した疑惑。それは自殺か?殺人か?四年前の事件の関連は?全過程がかなり閉塞的な状況で進行する地味な展開だが、細やかに提示されてきた謎や違和感を美希風により論理的に解かれるラストに引き込まれた。
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