ちびねこ亭の思い出ごはん かぎしっぽ猫とあじさい揚げ (光文社文庫)

  • 光文社 (2024年2月14日発売)
3.86
  • (14)
  • (12)
  • (17)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 284
感想 : 16
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784334102111

作品紹介・あらすじ

千葉県木更津市の書店で店長を務める五十嵐さくらは、本部から閉店の計画を聞かされ仕事を辞める覚悟をしていた。そんなとき、亡くなった人とひととき会うことができるという内房にある食堂の話を聞く。さくらは、彼女が中学生の時に本好きになるきっかけを与えてくれた女性教師との再会を願い足を運ぶのだが……。世界16か国で翻訳出版が進行中! あたたかい感動が胸を打つ大好評シリーズ第8弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 少し生きるのが不器用な主人公達のお話です。
    今回のお話は亡くなった人に励まされ前に進む力をもらう、そんな羨ましいお話です。
    問題が解決しなくても応援してくれる人、感謝を伝えられる相手がいるのは幸せですね。

  • 強烈な作品を続けた読んで、疲れたので癒されました。
    書店の店長さんの話は我がことのように感じてしまって涙が出そうだった。私が書店で本を買うことにこだわるのは、書店の閉店が増えている事と本の絶版や出版社が倒産しないよう、僅かでも力になりたいからだし。

    癒されました。アジフライが食べたいな。

  • そうか もう8冊なのか。どんどん出てくる 当初から推してる感じあるけど、きっと売れてるんだね。死んだ人間に会える側で必ず猫出て来るのは、死者に会える条件が何かあるのだろうか、韻を踏む様に小糸川沿いと紫陽花と貝殻小道とチビと、でもなあ飽きないんだ、たくさんの登場人物が出ているけどその数だけドラマがある。2話の本屋さんが素敵だな10年前のお兄ちゃんとか元書店員の作家デビューとか、しかも実話を基に書かれているし。ラストの老人ホームに眼鏡屋さんがいるとか、関係者の繋がりがある一方で自分忘れてるし〜と直ぐに思い出せない自分が恥ずかしいって事

  • ちびねこ亭の話は大好き。結果オーライの安定性。でも展開の為に死人が必要というのが切ない。まるで必殺仕事人みたいだ。

  • 高校時の国語の先生を思い出したり、最後の章では父親を思い出したりして思い出ご飯なのか今日は長芋をおろしてご飯にかけて食べてみた、紫陽花揚げに挑戦してみようかな

  • ちび猫亭シリーズ8作め。
    ちょっとだけ飽きてきた感は正直あるけど読めば心がじんわりと温かくなってほっこりするのです。


  • 今回も感動をいただいた。
    特に「迷い猫と勝浦タンタンメン」が良かった。長里颯太登場とは!O先生はきっと素晴らしい先生なのでしょう。「悪い本なんてないけど」私も鷺沢萠さんが好きだった。久しぶりに「ウェルカム・ホーム!」を読み返そう。

  • ずっと一緒に過ごしている家族の愛情は、感じられるようでなかなか気づけないのかもしれない。出来るなら、自分は両親が亡くなる前にちゃんとそのような交流をしていきたいと思った。

  • 先月に17年半一緒に暮らした愛猫を看取りました。

    心情が重なるので読むのをお休みしていましたが、久しぶりに読むとやはり大号泣。

    どのストーリーも温かいお話だけど、切ない。
    でも、背中をそっと押して前向きにしてくれます。

    次回作も楽しみにしています。

  • 過去作に出てきた御子柴湊の元バンド仲間が主人公の『猫のバラッドとバターごはん』、仕事を続けるか悩む書店の女性店長の『迷い猫と勝浦タンタンメン』、妻の余命宣告を受けた定年退職を迎える男性の『野良猫と黄金アジのフライ』、演劇を続けるか悩む劇団の看板女優だった女性の『かぎしっぽ猫とあじさい揚げ』。
    今回は続けるかやめるかを悩む人の話と後悔を抱えて生きる人が描かれていて、やめるかどうか悩んでいる2人の話が個人的には好きかもしれない。

  • シリーズ作品ですが、短編なのでどの巻から読んでも楽しめます。
    表紙も紫陽花で今の季節にぴったりです。
    「ちびねこ亭」では、亡くなった方との思い出ご飯が食べられ、心残りだったつかえが、すーっと解けます。

  • 「猫のパラッドとバターごはん」
    失ってから気づくこと。
    中途半端な覚悟しか持っていなかったからこそ、大切なものがなくなってしまってから初めて自分の言動を振り返り後悔するのだろ。

    「迷い猫と勝浦タンタンメン」
    嫌いになったから返す。
    責任重大な役職ではあるが、だからといって他の誰かを頼ることが禁止されている訳ではないのだから一人で抱え過ぎていただろう。

    「野良猫と黄金アジのフライ」
    キューピットになれず。
    仕事の都合とはいえ離れて暮らしていたのもあるだろうが、代理を勤めていたのだというのであれば相手の気持ちに失礼過ぎるだろ。

    「かぎしっぽ猫とあじさい揚げ」
    常に怒っているけれど。
    いくら娘のことを想って言っていたとしても、身内とはいえ流石に言葉を選ばな過ぎなうえ傷つけるようなことを言い過ぎてただろ。

  • この本の前に七冊も出ていて初めて読むのが第八弾です。一月に母を亡くしたばかりで、落ち込まないように自分なりに気をつけていた矢先にこの本の内容はちょっと辛かったです。せっかくなので最後まで読みましたが、まだちょっと早かったかなというのが感想です。もう少し気持ちが強くなり残りの七冊が読めるようになれるかな。

  • 毎回感動をありがとうございます✨

  • 今回もあたたかい話ばかりだった。
    そのあたたかさに泣かされる。
    最後の美羽の話は、特に。
    親との葛藤、そして自分より才能のある後輩への複雑な思い。勤務先の書店への想い。書店の抱える問題は現実にもあちこちの書店さんが抱えていること。どうか、書店の状況が少しでも改善されますように。
    料理も、どれもおいしそうだった。
    バターごはん、昔食べたなぁ。バターでなくマヨネーズでもおいしかった。黄金アジとか勝浦タンタンメンとか、ご当地で食べてみたい。
    琴子さん、今回は直接出てこなくてちょっと残念。櫂さんとの仲の進展も見たかったな。
    次に期待しよう。

  • 今回、ちびねこ亭を訪れた人は、自分の気持ちを表に出さず、コミュニケーションが苦手な人が多かった。
    だからなのか、湯気の向こうに現れた人影との会話が少ないが、相手の気持ちを理解して、前を向く。
    相変わらず、しっとり温かい。

全16件中 1 - 16件を表示

著者プロフィール

高橋由太:第8回「このミステリーがすごい!」で最終選考まで残った作品を加筆修正したデビュー作「オサキ江戸へ」が10万部を記録。以来、時代物を中心に執筆活動を行っている。亜沙美:講談社「ITAN」を中心に活躍するイラストレーター・漫画家。

「2015年 『雷獣びりびり ⑥ 大江戸あやかし犯科帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋由太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×