電車で怒られた! 「社会の縮図」としての鉄道マナー史 (光文社新書)
- 光文社 (2024年6月19日発売)


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本 ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784334103514
作品紹介・あらすじ
「リュックが当たってんだよ!」。時に些細なことで殺伐とする電車内。なぜ人は電車内でイライラしたり、人をイライラさせてしまうのか?鉄道の車内空間を規定する「車内マナー」の成り立ちや変遷、人々の生活様式の変容に対しての受容の仕方などを通じ、日本の社会を見通す一冊。
感想・レビュー・書評
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途中でギブアップ。長い。タイトルの軽さの割に読みにくい。
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最近、バックパックの電車内での持ち方についての記事を読んだ。
私は、混み合った電車内では体の前で抱える様にしている。
そしてふと思いだした。
若い頃、通勤中に混み合う山手線内で見かけたOLさん。
立っていて吊り革に掴まっていた。
流行りのブランドバック(丸型のポシェット)を肩からかけていたのだが、
降車時振り返った拍子に、バッグが座っていた中年サラリーマンの顔を直撃。
怒ったサラリーマンは、ボクシングのパンチングボールの様にバッグを殴っていた。
心の中でクスッと笑ってしまったが、やはり混雑した電車内では、音も含め周りにある程度の気配りは必要かと思いました。 -
内容が捉えづらく分かりにくかった。
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一言要約:電車を社会の仕組み、歴史のモデルと捉える面白さ
日本社会の状況、人々の価値観や意識の変遷が電車内での在り方として表出していること、つまりは電車内の様子を見ることで、例えばどう言った価値観や風土があるのかを調査できるような、そんな「指標」として捉えることの面白さが示されている
かなり詳細に書き綴られているので、後半はやや満腹感がある -
東2法経図・6F開架:686.5A/Ta84d//K
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第1章 「社会の縮図」としての鉄道
第2章 鉄道規範は劣化したのか?
第3章 20世紀前半の車内規範:交通道徳の時代からエチケットの時代へ
第4章 20世紀後半の車内規範:マナーの時代と規範感度の高度化
第5章 現代の車内規範:新しいモノの登場と再構築されるマナー -
著者プロフィール
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