フランス 26の街の物語 (光文社新書 1318)

  • 光文社 (2024年6月19日発売)
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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784334103545

作品紹介・あらすじ

フランスは、ワインや洗練された料理で知られる美食の国、高級ブランドに代表されるファッションの国、52の世界遺産をもつ歴史の国として知られ、世界屈指の観光大国でもある。特に首都のパリはヴェルサイユ宮殿やエッフェル塔などで人気だが、フランスの魅力は豊かな個性をもつそれぞれの街にある。本書では、人、芸術、歴史、世界遺産の観点から厳選した26の街を訪ね歩き、フランスの重層性と多面性をこれまでにない視点で綴る。

感想・レビュー・書評

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  • フランスの26の都市を取り上げ、その都市に纏わる歴史や逸話を紹介する本書
    パリオリンピックに乗っかったんかな?と邪推しつつも美しい表紙に惹かれ読んでみました

    表紙の写真、どこだか分かります?
    超有名な場所なんで分かりますよね〜

    正解は世界遺産にもなっているフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島、及びその上にそびえる修道院モン・サン・ミッシェルです

    本文中にもフランス各地のすんばらしい場所々々の写真がふんだんに載ってるんですが、なんていうか「ん~~、めっちゃ石やん」っていう感想を抱きました
    モン・サン・ミッシェルめっちゃ石やん

    もう石、石、石ですよ
    建物はもちろん、橋も見事に石が積み上がってるのね
    あと像ね像、石像なのよ

    木に囲まれて生きてきた日本人には圧倒されるよね
    仏様も木像だしね
    あっちからしたら「木、すげー!トレビア~ン」なのかもしれんけどね

    ここでね、もう無理やわ
    石なんかに囲まれて来た人たちとは、やっぱ分かり合えんわじゃなくて、お互いの文化をリスペクトしあいながら、仲良くできたらいいな〜、なんてこの本の主旨とはあんまり関係ないことを思ったりしたのでした

    うん、だから柔道団体のルーレットもきっと公正だったと信じようではあーりませんか

    • 1Q84O1さん
      う、うっわーん。・゚・(ノД`)・゚・。
      う、うっわーん。・゚・(ノД`)・゚・。
      2024/08/08
    • bmakiさん
      毎回、ひま師匠の博識ぶりが凄すぎます
      ((((;゚Д゚)))))))
      進撃の巨人までご存知とは、、、

      でも父さん見捨てるは、、、
      ちょっと...
      毎回、ひま師匠の博識ぶりが凄すぎます
      ((((;゚Д゚)))))))
      進撃の巨人までご存知とは、、、

      でも父さん見捨てるは、、、
      ちょっと厳しかったです(;´д`)
      気づくまで時間かかりすぎましたε-(´∀`; )
      2024/08/09
    • ひまわりめろんさん
      いや、進撃の巨人はネットで調べたんよ…
      あれ?モン・サン・ミッシェルではなかったな?どっかの城塞都市じゃなかったっけ?ってとこまでは覚えてた...
      いや、進撃の巨人はネットで調べたんよ…
      あれ?モン・サン・ミッシェルではなかったな?どっかの城塞都市じゃなかったっけ?ってとこまでは覚えてたけど
      2024/08/09
  • 有り S293/イ/24 棚:13

  • この豊かな国がもつ重要性と多面性 王の料理人―シャンティイ 人の物語:アンボワーズ ルルド オレルアン ディフォージュ カン アルル 芸術の物語:ジヴェルニーとルーアン ラスコーとロカマドゥール ナンシー ランす リヨン ナント 歴史の断片:マルセイユ カルナック トゥールーズ ダンケルク ディジョン アヴィニヨン 世界遺産を歩く:モン・サン・ミシェル モワサック ボルドー カルカッソンヌとアルビ ニーム ストラスブール 大きなものと小さなもの―シャルトル 他国の例を知る→自分たちの文化と歴史の価値理解

  • 物語か紀行かはっきりせすを、中途半端な印象。

  • <目次>
    第1章  人の物語
    第2章  芸術の物語
    第3章  歴史の断片
    第4章  世界遺産を歩く

    <内容>
    イタリアの2つの物語に続いて、フランスを描いた。歴史上の事件を扱いながら、声高な所はなく、折り目正しく物語が進んでいくようだ。ときどきパズルのように伏線が回収されることもある。

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著者プロフィール

池上 英洋(いけがみ・ひでひろ):1967年生まれ。広島県出身。東京造形大学教授。東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。著書に『西洋美術史入門』(ちくまプリマー新書)『残酷美術史』(ちくま学芸文庫)『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』(筑摩書房)など多数。

「2025年 『仁義なき聖書と美術の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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