誰よりもつよく抱きしめて 新装版 (光文社文庫)

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  • 光文社 (2024年12月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784334105068

作品紹介・あらすじ

児童書専門店「夢の扉」を営む水島月菜は、児童文学作家の良城と結婚して八年になる。優しく思いやりのある夫だが、強迫性障害を患っていて、愛する妻に触れることもできなかった。店の隣のバーで働く年下の青年と知り合い、次第に心惹かれていく月菜。しかし、彼もまた誰にも言えない秘密を抱えていた。揺れ動く男女の心の機微を濃やかに描く、究極の純愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • [映画版を鑑賞]
    強迫性障害による潔癖症になった絵本作家の水島。彼と学生時代から付き合い、同棲している書店員の月菜。ある日、スマホを忘れたとお店にジェホンが来て。

    潔癖症はつらそうですね…医者が意外と冷たいと思ってしまった。月菜があんなジェホンに惹かれたのがよくわからない。久保史緒里さんはイメージ通りの役柄でピッタリな感じでした。

  • 人を深く愛することがどれだけ難しく尊いことなのか。
    不潔恐怖症の強迫性障害により、妻にすら触れることができない夫と夫に触れてほしいと思いながらも夫の苦しむ姿を見て耐え忍ぶ妻。
    相手を愛しているが故に傷つき、哀しみ、寂しくなる。
    2人が別れるシーンでは胸が苦しくなった。
    こんなにも愛しているのに、自分では幸せにできない。その無力感。
    愛する人と別れたことがある人は、自分に重ねずにはいられないと思う。
    「それは、ぼくがそらをしらないからです」

  • 本当に愛してくれている人は、自分の見えないところでたくさんの時間や労力を使って愛してくれているんだなぁと温かい気持ちになった。 自分用メモ p.225 別の世界こそが本来、あなたの住む場所かもしれないのに、少しも疑おうとしない。

  • 今の自分の境遇と似ており感情移入して読んでいた。

  • 新堂さんの本は『無間地獄』『溝鼠』ときて、この本が三冊目。なんか全然雰囲気が違うからいい意味でびっくりした。最後、親友の子どもの名前が克彦だと⁉、わっかりやすく嵌めにきたなと思った(あやうく勘違いするところだったがw)。当て馬だった克麻…、彼はバイということかな。とても純愛な話だった。映像化にも適していると思う。こういうのも面白いけど、次回は黒新堂を読みたい(あれもエグいというか、アクが強いんだけど)。

  • 強迫性障害。触れたいのに触れられない。それは想像を絶するつらさなんだと思う。映画も観てみたいとおもった。

  • 人を愛することは、人それぞれに違うもの、違っていい、と思わせてくれました。こんな深い愛情があるなんて。誰よりも強く「抱きしめて欲しい」、「抱きしめたい」。という思いが、苦しい、切ない、悲しい、寂しい、いろいろな感情を経てやっと優しい温かい感情に辿り着く過程が素晴らしかった。

  • 映画は楽しみ

  • 一言で最高の物語だった。
    どんな言葉で言い表したらいいか、この本の素晴らしさが伝わるのか分からない。
    ただ、この本を読んで思ったことはたとえスキンシップが取れなくても、心が通じ合っていれば、相手を思いやる気持ちがあれば、どんな壁も乗り越えられるということを。
    私には付き合っている彼がいるが訳あって、体の関係を持つことが怖くなって、いわゆるセックスレスになってしまっている。そのことに悩み、彼のことを本当は好きではないのではないか。と幾度となく考えた。だが、この物語のようにいくつもの高い壁を乗り越えられるほどうまくいくとは思えないが、彼のことを心の底から愛し、相手を好きになった初心の気持ちを忘れなければ、どんな障害も乗り越えられる、そんな気がした。

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著者プロフィール

 メフィスト賞受賞作『血塗られた神話』でデビュー以降、ノアール小説から純愛小説まで幅広い作風で数々のベストセラーを持つ。代表作は『溝鼠』、『カリスマ』、『無間地獄』、
『黒い太陽』、『忘れ雪』、『虹の橋からきた犬』等。また、新堂プロを立ち上げ、タレント、アイドル、作家のプロデュース、漫画原作等も手掛け、その才能は多岐に渡る。

「2024年 『虹の橋からきた手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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