黒石 新宿鮫12 (カッパ・ノベルス)

  • 光文社 (2025年1月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784334105488

作品紹介・あらすじ

犯罪ネットワーク「金石」の幹部が次々に殺される。〝黒石〟と呼ばれる謎の殺人者の仕業か。首都圏の過去十年間の未解決殺人事件を検討した鮫島らは、知られざる大量殺人の可能性に戦慄した――。神出鬼没で正体のつかめない殺人者〝黒石〟と、反抗するものへの殺人指令を出し続ける〝徐福〟の秘匿されてきた犯罪と戦う鮫島。「金石」メンバーの逆襲はあるのか? 絶体絶命のクライマックスまで一気に疾走する傑作長編!

感想・レビュー・書評

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  •  神出鬼没で正体のつかめない殺人者〝黒石〟と殺人指令を出し続ける犯罪組織と戦う刑事鮫島の活躍を描くシリーズ第12弾。

     過去の事件につながる犯罪組織に孤高の刑事鮫島が戦いを挑むとあって、緊迫感のある、目の離せない展開でした。

     事件に関係する人物が過去にも遡って出てくるので、いささか人間関係の整理に苦労しましたが、その人間関係から少しずつ、黒石に迫っていく展開は、ミステリー要素も感じられ、刑事というより、今回は探偵鮫島の活躍といった感じでした。

     また、少しずつ敵に迫っていく中で、中国残留孤児の悲しい一面なども描かれ、歴史に翻弄される人間の性も感じました。

     クライマックスは、追い詰めた黒石との闘いが緊張感をもって描かれ、刑事鮫島の面目躍如で爽快感を味わいました。

     刑事として、一人の男としての鮫島の生き様をこれからも見届けていきたいと思う今日この頃です。

  • 土瓶さんが前作から続けて読むことを、薦めてくれたことに納得。前作と続いていた話だった。前作から少し間が空いたので、話が繋がらない部分もあったが、黒石の影が迫ってくるスリルがあり、面白かった。
    毒猿や仙田のような強敵のライバルに黒石はなるのかな?そのためには脱獄しなけりゃならないが……

    12までの面白さをランキング
    1.新宿鮫
    2.毒猿
    3.無間人形
    4.絆回廊
    5.黒石
    6.風化水脈
    7.狼花
    8.屍蘭
    9.氷舞
    10.暗約領域
    11.灰夜
    12.炎蛹

    • 土瓶さん
      けっこう空きましたね~。間。
      けっこう空きましたね~。間。
      2025/11/10
    • kakaneさん
      土瓶さん、コメントありがとうございます。
      そうなんです!間が空いて???が案外ありました。でも、話自体は面白かったので満足でした。
      ありがと...
      土瓶さん、コメントありがとうございます。
      そうなんです!間が空いて???が案外ありました。でも、話自体は面白かったので満足でした。
      ありがとうございます。
      2025/11/10
  • 犯罪ネットワーク「金石」の幹部が次々に殺される。〝黒石〟と呼ばれる謎の殺人者の仕業か。首都圏の過去十年間の未解決殺人事件を検討した鮫島らは、知られざる大量殺人の可能性に戦慄した――。神出鬼没で正体のつかめない殺人者〝黒石〟と、反抗するものへの殺人指令を出し続ける〝徐福〟の秘匿されてきた犯罪と戦う鮫島。「金石」メンバーの逆襲はあるのか? 絶体絶命のクライマックスまで一気に疾走する傑作長編!

  • 毒猿と並び哀しい

  • 新たな上司・仲間とともに犯罪ネットワーク「金石」の幹部が連続して殺される事件を追う鮫島。招待不明の組織・姿の見えない殺人犯に翻弄されながら、警察組織の枠を超えての追跡の結果とは。

    前ほど鮫島に恰好良さを感じないのは、受けての問題なのか。上司の阿坂の描写がなんかよい。

  • 20250408読了。
    ネットワーク型犯罪組織『八石』の内部抗争に端を発した、八石の殺し屋『黒石』と鮫島の対決を描いた作品。
    一匹狼気質だった鮫島も年齢を重ねて、無茶をしなくなった印象を受けました。
    正体不明な八石のメンバーと黒石の正体を探り寄せる捜査過程に読み応えを感じる作品でした。

  • 美しき兄弟愛と最後の意味深な復讐

  • 久しぶりに鮫島さん読んだ。やっぱり良い。
    なんとなーく話が見えてきても、ヒヤヒヤした。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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