- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334700904
感想・レビュー・書評
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最後まで読み終えてこそ全ての謎がはっきりする。しかし、その真実を知りたくはなかった。
これまで読んできたミステリー小説の中で、傑作と言える一書である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読書録「三毛猫ホームズの狂死曲」4
著者 赤川次郎
出版 光文社
P163より引用
“「全く。ベートーヴェンさえ雑音としか思えない人間がいる。
信じられないよ。」”
警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第4弾。
憧れの晴美とレストランで夕食を共に出来ることになった石津
刑事、裕福なお嬢様たちと思われる一団の中の一人から突然、か
かってきた電話に代わりに出て欲しいと晴美は頼まれた。晴美の
耳に入ってきた言葉は…。
上記の引用は、とある大物指揮者の一言。
世の中、音楽が好きな人ばかりでもないのではないでしょうか。
それに、聞きたくない音を聞きたくない時に聞かされたら、どん
なに素晴らしい楽曲であったとしても、音楽好きであったとして
も、雑音でしかないのではないかと思います。
冒頭でレストランに呼び出しの電話がかかるシーンを読むと、
携帯電話が普及している現在では、珍しくて変わったシーンに思
う人もいるかもしれません。
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読みやすい。
主人公の義太郎が相変わらず、女性に押されまくりで面白い。最後はちょっぴり切ない。 -
ドラマ化するので読んでみたその3。
一つ一つの要素は面白かったけど、全体が、ちょっとぼやーって感じだった印象。
ヴァイオリンのコンクールが題材。