エジプト女王の棺 (光文社文庫)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334701208

感想・レビュー・書評

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  • アガサクリスティのエジプトものと並ぶとも劣らぬ物語だと思う。
    カノピス容器というものがあることを知りませんでした。
    エジプトに関する展覧会が会ったら,ぜひ見てみたいと思いました。

    文化に対する興味を引き出すところが、アガサクリスティと山村美紗の共通点かもしれない。

    ミステリの女王の面目躍如だと思った。

    残念では、カッパノベルスの著者の言葉で「エジプトの秘宝」と「売春という古代エジプト王朝から存在した最も古い職業」
    を紹介している。

    また、「推理小説の三要素は、魅力的な謎,論理的な展開,意外な結末の3つだと言われる」
    「社会的な問題提起というお釣りがくる」
    と書かれている。

    山村美紗の作品のよいところは三要素に加えて
    1 著者の分身としての主人公の人間性
    2 京都などの古い文化の紹介
    3 調子のよい会話
    の3つだと思う。社会的な問題提起は人間性の要素の1つかもしれない。

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著者プロフィール

京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年『京城の死』(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。74年「マラッカの海に消えた」で本格デビュー。八三年「消えた相続人」で第日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年没。

「2018年 『殺意のまつり 山村美紗傑作短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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