- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334702144
感想・レビュー・書評
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この作品はシリーズ一作目ではないのですね。
この作品自体は、ちょっと小奇麗にまとまりすぎかなぁ、という印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それなりのおもしろさだか、途中から、かなり無理あるなぁという感じ。その時代ならアリかな。
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島田さんの提示する謎は、いつもとても派手で魅力的である。しかし、それだけに「トンデモ解決にならないかな・・・?」と心配してしまう気持ちも毎回ある(^^;)。
今回の謎はあまり派手さはなかったものの、とても不可解で魅力的だった。綿密に練られた誘拐計画、しかし犯人は身代金を受け取らずに、あっさり誘拐した子供を解放してしまったのだ。
解決にはなるほどね、と思ったものの、問題→解決までの調子があまりにあっさりしていたので、もったいない、と感じた。これだけの謎と解決を考えたにしては、なんだか中途半端だなと思ったのである。もうちょっと膨らませるか、あるいはぎゅっと濃縮して、キレのいい短編にした方がよかったのでは。
やっつけ仕事で書いた作品だったのかもしれないな、とも思った。クオリティはなかなか高い一品だけに、ちょっと残念である。 -
さらっと読める。
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よくある内容ではありますね。
でも終盤の展開、ずらして持っていくあたりは、嫌いじゃ無いナリ。
でも、そこまでの作品ではないと思いますよ、実際。
読みやすくて、悪くない作品ではあるので、時間と興味がある人だけにオススメ。 -
御手洗以外の島田荘司初めて読んだ。やっぱり御手洗みたいな華やかさはないけど、島田荘司っぽいなー
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95年15刷本
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意味不明の行動と、誘拐事件の関連。