花の棺 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 62
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334704469

感想・レビュー・書評

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  • ミスキャサリンって、正真正銘の外国人探偵だったのか。そのように呼ばれる日本人探偵だと思っていた。山村美沙は作者が悪目立ちしていて、作品を敬遠していた。このレベルのトリックが楽しめるなら、追いかけてみたい。

  • メインの「二重密室」は盲点を突いた面白いアイデアだと思いますが、密室にする過程で犯人が限定されてしまいますし、密室にした理由がイマイチ納得のいくものではありませんでした。
    キャンピング・カーのアリバイトリックも良く出来ていると思いますが、必然性がありません。
    推理する醍醐味はありますが、ストーリーに不満が残る作品でした。

  • ブクログで、密室もの、横溝正史さんの本陣殺人事件を凌ぐ作品とあり、初めて著者の本を手にしました。
    華美な感情表現や描写が少なく、テキパキ話が進む展開、読み進み易かったです。
    密室トリックは、読み終えてみれば、ああ、まさに女性的だなと(笑)。過去、男性作家の描く密室は、ある意味理想を持って描かれているのでは?言い過ぎかもしれませんが、本巻は対極にある密室ものでは?(結婚されている方なら思い当たるでしょう、女性って凄く現実的)
    フーダニットのところが気になりました。もしかして独白は不要では?

  • 日本の活け花に興味を持つアメリカ副大統領令嬢キャサリンが来日してから、次々に華道関係者が殺される。令嬢をわが流派にひき入れたい家元たちの思惑が絡んで、事件は意外な方向へ進展し…。巨大な女の帝国の、裏面に渦巻く醜さ、欲望、そして殺意。

    カッパノベルス(1975.09)
    文春文庫(1981.08)
    光文社文庫(1986.11)
    講談社文庫 山村美紗長編推理選集(1989.11)

  • ドラマしかみたことなかったけど、原作の方が断然おもしろい。やっぱり上手いんだなあ。

  • 密室トリックと車の消失トリックは確かに独創的かも。必然性が弱いけど(ここまでややこしいことするか?)。

  • 副大統領の一人娘と、外相の甥っ子のミステリー。
    2時間ドラマでは両方日本人でしたが、本ではアメリカ人と日本人。
    大人の事情が、ドラマには透けて見える気がします(笑)

    読み終わって凄いと感じたのは、内容ではなくて
    華道の裏事情(?)というか、金儲けシステム?
    多分茶道でも何にでも通じるものがあるとは思いますが
    確かに、これは何もしなくても左うちわで暮らせます。
    凄い世界だと、改めて感心しました。

    肝心の事件の方はと言えば…確かに! と納得。
    日本人の視点からでは、その細工は無理です。
    すごいトリック考えるものだ、と。

  • 時間があれば。

  • ミステリー長編。

    キャサリンシリーズ第一弾。

    アメリカ副大統領の娘が京都にやってきた。目的は華道を習うため。そのために外交官の甥が彼女のエスコート役をすることに。そこで巻き起こる殺人事件。その真相を明らかにするため、この二人が奔走する・・・!!

    ふ〜ん。って感じかな?可もなく不可もなく。でも次読みたいとは思わないかも。なんといってもすべてがサスペンス劇場みたいなストーリー展開。動機なんかも愛憎渦巻く・・・って感じだし、犯人が青酸カリなどの薬物を手に入れた経緯は不明だし、最終的に犯人は自ら犯行をべら×2話し出すし・・・。

    こういうのはミステリーとしてもイマイチだし、ストーリーも昼ドラみたいだし、中途半端な感じかも。私はあんまり好きくなかったです。残念。

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著者プロフィール

京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年『京城の死』(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。74年「マラッカの海に消えた」で本格デビュー。八三年「消えた相続人」で第日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年没。

「2018年 『殺意のまつり 山村美紗傑作短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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