古代エーゲ・ギリシアの謎 (光文社文庫―グラフィティ・歴史謎事典)

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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334705992

感想・レビュー・書評

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  • (2011.08.08読了)(2007.01.05購入)
    国立西洋美術館で開催中の「古代ギリシャ展」を見てきましたので、積読の中から、この本を引っ張り出して読んでみました。
    古代ギリシャを学ぶには、ホメロスの『イーリアス』と『オデュッセイア』を読むことが不可欠のようです。この本でも第3部で、神々と英雄について解説しています。
    また、古代ギリシャ文明とエーゲ文明の解明に多大に貢献した人物として、シュリーマンを忘れることはできない、ということです。(ただし、シュリーマンの掘り出したものは、シュリーマンの考えていたものとは、別物だったようです。)
    私事ですが、1974年に参加した、ヨーロッパを一周するパック旅行の振り出しは、ギリシャでした。アテネ、デルフォイ、スーニオン、等を巡りました。その時以来古代遺跡に魅せられて、あちこち行ってきましたが、資金不足で、まだまだ行きたいところがいっぱい残っています。(ギリシャもまた行ってみたいですね。)

    ●ホメロスの世界(41頁)
    「イリアス」と「オデュッセイア」はギリシア人にとって必要な教養であると同時に、人間としての立派な行動を生み出すための手本とされたのだ。
    ●ソフォクレス(56頁)
    「アイアス」で光を当てられた悲劇的英雄像は「アンティゴネー」「オイディプス王」でさらに鮮明な姿を現してくる。
    ●スタディオン(104頁)
    スタディオンは、スタディアムの語源で、長さの単位。1スタディオンは、約192.3m。
    地平線に太陽が昇り始めた瞬間に太陽に向かって歩き始め、太陽が完全に地平線に姿を現すまでに歩いた距離とされていた。
    ●世界の統治(114頁)
    ゼウス三兄弟はくじを引き、ゼウスが天空、ポセイドンが海と泉、ハデスが冥府を引き当てた。

    ☆関連図書(既読)
    「ギリシア神話」山室靜著、現代教養文庫、1963.07.30
    「世界の歴史(2) ギリシアとローマ」村川堅太郎著、中公文庫、1974.11.10
    「古代への情熱」シュリーマン著・村田数之亮訳、岩波文庫、1954.11.25
    「ソクラテス」田中美知太郎著、岩波新書、1957.01.17
    「ソクラテスの弁明・クリトン」プラトン著・久保勉訳、岩波文庫、1927.07.03
    「ソークラテースの弁明・クリトーン・バイドーン」プラトーン著・田中美知太郎訳、新潮文庫、1968.06.30
    「饗宴」プラトン著・久保勉訳、岩波文庫、1952.10.05
    「プラトンの哲学」藤沢令夫著、岩波新書、1998.01.20
    「オイディプス王」ソポクレス著・藤沢令夫訳、岩波文庫、1967.09.16
    「アトランティスの発見」竹内均著、ごま書房、1978.02.10
    (2011年8月10日・記)

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