群青色のカンバス (光文社文庫 あ 1-31)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334709990

感想・レビュー・書評

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  • 3.7
    →シリーズ2冊目です!前作では中学生だった主人公の爽香が高校生となった本作も、赤川次郎さんらしい、楽しく読める作品でした‪☺︎‬
    主人公が作を重ねるごとに歳をとっていくという設定もすごく面白いので、次の作品も早く読みたいです!

  • 高校生になった爽香はブラスバンド部の合宿で、高原に来ていた。親友の今日子やBFの明男も一緒で楽しい夏休みになるはずだったが、好奇心少女のまわりには危険がいっぱい。謎の女性が宿舎で自殺を図り、放浪の画家が殺され、爽香自身も命を狙われて…?
    大好評の青春ミステリー、第二弾!

  • おもしろかった☆2作目ですが、前作から一年後、主人公も一年、歳を重ねた設定です。まだ携帯もない時代なんですねー。赤川次郎は中学生時代に読み倒しましたが、また好きになってきてます。今回の犯人はわからなかった!そしてやっぱりヒロインはわたしの中では斉藤由貴さんで脳内再生されました☆スケバン刑事!じゃないけど高校生の時の斉藤由貴さんです☆続編も積んであるので読みますよ!

  • 杉原爽香十六歳の夏。
    高校生になった爽香は、ブラスバンド部の夏休みの合宿で
    危険な事件に遭遇します。

    前回と同様に今回も、事件に関わった犯人などはみんな爽香の身近な人たち。
    知り合いの中で殺したり殺されたり狙われたりしているのですが
    真相がわかって事件が解決しちゃうとあっさり明るく終わりを迎えてしまうのが
    なんだか少しさみしい...。

    心が痛んだり悲しくなったりしていないのかな。
    事件は結構ショッキングでなかなか深い話だったりするのですけど
    衝撃を受けてしまっているのは私だけなのでしょうか....。

    殺人事件なのに
    ハッピーエンドなミステリーです。

  • 今回は爽香はブラスバンドの合宿中に事件に巻き込まれます。事件の内容は重いです。重いのに、爽香の切替の早さにクスっと笑えます。「人が死んでいるのに、切替、早ーーーーっ!」と心の中で突っ込みました。サクっと読めますね^^

  • 杉原爽香シリーズ第2作。
    一部の設定に変な部分もあるが、読みやすくOK.

  • これも小学生以来、再読。
    人格者って怖い。
    その性質故に、一歩道を間違えば誰より狂信的になったりする。そんな風に彼も道を踏み違えてしまったのだろう。
    そして後には退けなくなり、また罪を重ねてしまう。保身の為、人間の悲しい性か‥。
    河村と安西先生、爽香に明男、今日子や仲田先輩‥なんか甘酸っぱくて羨ましい。
    青春ですね。みんな若いな、いいな。

  • 主人公や登場人物が毎年1歳づつ年を取っていく小説です。
    1作目では中3でしたが、高校1年生になっています。
    前作で転校してきた明夫くんも引き続き出て来ます。
    小学校高学年から読めそうな文体です。

  • 漫画感覚です。
    すらすらと 楽しみながら読めました。

  • 杉原爽香、十六歳の夏。
    高校生になった爽香は、ブラスバンド部の合宿で、高原に来ていた。
    親友の今日子やBFの明男も一緒で楽しい夏休みになるはずだったが、
    好奇心少女のまわりには危険がいっぱい。
    謎の女性が宿舎で自殺を図り、放浪の画家が殺され、爽香自身も命を狙われて…?

    大好評シリーズ、待望の第二弾。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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