Yの構図 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 157
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334711696

感想・レビュー・書評

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  • 吉敷刑事シリーズ。
    ほんの少しの時間差で隣接した上野駅ホームに到着した上越新幹線と東北新幹線でそれぞれ死体が発見されます。
    この奇妙な偶然に吉敷刑事が事の発端となったかもしれないいじめ自殺の件を調べ始めるのですが、その地が盛岡。
    盛岡ではあれこれ普通の刑事らしく思い込み動いたり、まるで見当違いな想像を働かせたりと今までになく勘が働いていない様子で右往左往します。
    今まではあまりにも神がかり的な謎解きだったせいか、これが普通だよねと思いながら読み終えましたが、推理物としてはやはりスパッと安易でもご都合主義でもいいから劇的に犯人を追い詰めるくらいの方が面白いんだなと思いました。

  • 吉敷さんそっちじゃないよーって思いながら読んでた。
    しかしなんとなくはわかってたけどさすがにちょっと予想外の展開。
    それにしても昔っから変わらないねー。

  • 作品的な評価としては、それほど高くはならないと思う。

    ただ、個人的にこの作品けっこう好きかな。

    最初から最後まで吉敷竹史が出ずっぱりで登場していて
    「吉敷竹史」の物語としては楽しめたから。

    捜査や推理は迷走してしまうし、
    今回に限ってはかっこいい見せ場もないけれど
    こういう吉敷竹史もあるんだなあというのが
    読んでいてなかなか新鮮だった。

  • 2001.12

  • 謎自体は魅力的ですし、クライマックスもそこそこ盛り上がり楽しめたのですが、吉敷刑事の行動が目に余りました。強い思い込みのせいで捜査を行き詰まらせたり、意味深な発言をする人物を保護せず見殺しにするなどの大失態を冒します。吉敷刑事は「不器用で真っすぐな人間味があるタイプ」というイメージでしたが、ここまで短絡的で間抜けな人間だとは思いませんでした。吉敷ファンとしては非常に残念でした。

  • いじめ問題を取り上げた、吉敷シリーズ列車もの。
    途中で犯人について、もしかして?もしかして……?と思っていたけれど、半分当たって半分はずれでした。
    現実のいじめ問題もよく反映されているのではないかと思いました。
    やりきれないです。

  • トリックの現実的な可否はともかく、物語としてなかなか面白かった。

  • 吉敷竹史シリーズ。
    内容はなんとなく覚えている・・ウロ覚え〜
    列車?モノ

  • 吉敷竹史シリーズ
    新潟から来た特急で発見された女性の遺体。反対側の盛岡から来た特急にも男の遺体が。小淵沢茂と岩田登美子の遺体。盛岡で起きた木山秀之自殺事件のいじめの主犯格の少年の母親と担任の心中事件。疑問を感じた吉敷の捜査。木山秀之の両親に対する疑いを強める吉敷。木山秀之の父親違いの姉・鳥繁ゆかりがバイトするペンション付近で自殺をはかる木山法子。木山秀之の残した遺言と死の直前に所持していたお金の金額から浮かび上がる疑惑。新潟に住むいじめの主犯格・岩田雄治のもとを訪れる木山法子。

    新装版 2007年3月24日初読

  • 2005.2.10

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著者プロフィール

島田 荘司(しまだ そうじ)
1948年、広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。
1981年、『占星術殺人事件』でミステリー界に衝撃的なデビューを果たして以来、累計600万部に達した名探偵・御手洗潔シリーズや、刑事・吉敷竹史のシリーズを中心に数々の傑作、意欲作を発表。
2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。
「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の立ち上げ、選考を務めるなど、新たな才能の発掘と紹介にも積極的に取り組み、名実ともに現代本格ミステリーの旗手となっている。
近著に『アルカトラズ幻想』(2012年 文藝春秋)、『星籠の海』(2013年 講談社)、『幻肢』(2014年 文藝春秋)、『新しい十五匹のネズミのフライ ジョン・H・ワトソンの冒険』(2015年 新潮社)がある。

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