山手線五・八キロの証言 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334712792

感想・レビュー・書評

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  • 「山手線五・八キロの証言」「裏磐梯殺人ルート」「鎮魂の表示板が走った」の短編三作。

    表題作「山手線~」は殺されたルポライターの周辺を探していると、山手線でカメラを回していたことがわかる。しかし一周60分の山手線でどうやって探すのか・・・たどり着いたのはある奇妙な誘拐事件だった。結末は意外な方向に行き、複数の事件が解決されてしまう。
    「裏磐梯~」は突然失踪した女子大生はある男と会津若松に行っていたというが、その男にはアリバイがあり。しかしその男も殺されてしまう。その裏に控える黒幕はどうやって殺したのか?
    「鎮魂の表示板~」はある子供の誘拐疑惑にかかわった男が殺人事件の容疑者に。誘拐疑惑のあった時間に殺されていた。「秋田行」の客車を子供と男が見ていたのだ。どうやって犯人は移動したのか?

    この3作は秀逸なトリックが多く、とても楽しめました。

  • 中編1話,短編2話。

    標題(収録単行本名)
    山手線五・八キロの証言
    裏磐梯殺人ルート(十津川警部捜査行 みちのく事件簿)
    鎮魂の表示板が走った(十津川警部SLを追う!)

    素朴な人がでてくる。
    山手線五・八キロの証言の行商のおばちゃん
    裏磐梯殺人ルートの友達の花井カオル
    鎮魂の表示板が走ったの子供。

    亀井刑事も十津川警部も、根は素朴な人なのだろう。
    類は友を呼ぶ。
    裏表紙には「西村京太郎の優しさの滲み出た」とある。
    作者が一番素朴なのかもしれない。

  • 2000.6.25 初版29刷 ¥495
    旅行雑誌の編集者が殴殺された。物盗りでもなく、人に恨まれることもない。しかし、彼が山手線一周の取材で、車窓から撮影した写真が消えていた。彼はいったい何を撮っていたのか。ここに犯人の動機を求めて、十津川警部は乗客の中から目撃者を捜し始めたのだが……。あふれる旅情と本格推理の醍醐味――トラベル・ミステリー三作を収録した傑作集。
    山手線五・八キロの証言・裏磐梯殺人ルート・鎮魂の表示板が走った

  • 3編とも、被害者が善良な一般市民なので、
    後味自体はあまりよくないのです。
    ただ、内容自体はおもしろいです。

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