緋色のペンダント (光文社文庫 あ 1-49)

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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334717520

感想・レビュー・書評

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  • 杉原爽香、大学2年20歳の秋。
    爽香の中学時代の恩師・河村(旧姓安西)先生には
    待望の赤ちゃんが授かって、友人の今日子と共に
    病院へとお祝いに駆けつけるのですが、その帰りに
    トラックにひかれそうになった女性を助けたことが
    爽香に迫る危機への始まりで───

    15歳だった爽香もとうとう二十歳になって大人の仲間入り。
    当初から男女関係ドロドロの事件に巻き込まれ続けて
    とにかくこちらは戸惑うばかりでしたけど、それももう
    20歳ともなれば、そういう話にも適応年齢の範囲
    (...という表現もなんだかおかしなものですが 笑)の中に
    入るのかしらと思ってはみたものの...やっぱりなんだかなぁ....。
    気分よく楽しめないところがいまひとつ。
    明男くんの意気地のなさにもがっかりの巻でした。

    でもね♪爽香ちゃんはとっても清い子なのです。^^
    だからもう少し成長していく姿を追いかけていきますよ。
    楽しみです♪

  • 中学時代の恩師・河村布子に赤ちゃんが生まれた。爽香は、友人の今日子と病院へお祝いに行き、その帰り、トラックにひかれそうになった女性を助ける。「死んでも良かった」と言う、その女性の胸には緋色のペンダントが…! 恋愛、友人、家族の問題… 十代を卒業し、悩み多き二十代を迎えた爽香に、またもや危機が迫る。シリーズ第六弾!

  • 49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳→34歳→夢色のガイドブック→33歳→32歳→31歳→30歳→29歳→28歳→27歳→26歳→25歳→24歳→23歳→22歳→21歳→20歳

  • 今回は様々な方向から嫉妬や逆恨みの攻撃をうけてしまう爽香。最終的によく無事であったと思う。
    それにしても明男の言動は良くないですな。同性からみても「もう少ししっかりしなさい!」と言いたくなる。
    爽香も祐子もそれぞれ魅力があるのでフラフラしてしまうのも分からないではないが、ちゃんとしないとね。

  • シリーズ6作目で、爽香は二十歳の大学2回生。相変わらずどころか、益々命を狙われる爽香。全然ハードボイルドじゃないんだけど、見事に巻き込まれること。しかし、分かって読んでるんだけど明男のクズなこと。まあ、延々とこの関係が続くのは分かってるんだけど、イラつく。でも、ここまで来たら読み続けるしかない。先は長い・・・

  • 今回はこれまでの中で爽香ちゃんの身が最も危うくなる回でしたね。次回はもう少し爽香ちゃんが安全でいられる(?)回であってほしいです。

  • あの遥昔に読んだ記憶がうっすらある『若草色のポシェット』の杉原爽香の物語が毎年出ていることを最近知り、順番にゆるゆると読み始めたのですが、前巻の『琥珀色のダイアリー』から“読み耽る”という言葉の手本になれるくらいそれはもう夢中になって読み進めております。

    この『緋色のペンダント』も昨日図書館にWeb予約して今日受け取りものの数時間で読んでしまいました。本筋のストーリーより、なにより爽香(と明男)のことが気になって仕方がない!
    明男ママ公認のガールフレンド刈谷祐子なんていう何処の馬の骨が分からぬ小娘が出てきたけれど、明男と爽香で幸せになってね、上手くいくことを願ってるんだからね爽香!!!!!と何故か爽香の友人ポジで読み進めていたら、なんとまあ明男の甲斐性がないこと!女手一つで育てられて母親を裏切れないのは分からないでは無いけれど、なんとも情けなく狡くあきれる。最後には結局爽香が身を引くことになってしまってわたしもしょげしょげそしてプリプリ、、、こんなに他人のことを想って一生懸命に動く爽香を泣かすなんて!わたしが許さぬ!と憤っております!

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    杉原爽香、二十歳の秋。中学時代の恩師・河村布子に赤ちゃんが生まれた。爽香は、友人の今日子と病院へお祝いに行き、その帰り、トラックにひかれそうになった女性を助ける。「死んでも良かった」と言う、その女性の胸には緋色のペンダントが。恋愛、友人、家族の問題…。十代を卒業し、悩み多き二十代を迎えた爽香に、またもや危機が迫る。シリーズ第6弾。

    令和元年10月23日~24日

  • 明男にイライラします!ハッキリしろよ!しかも大事な事を刈谷祐子と、、、私が爽香だったら発狂です。明男に本当にイライラ。爽香は素敵な子なので、もっと良い人いるよ、きっと!!!さて今回は第6弾!愛人や、恋を邪魔する奴とぎ誤解され、2人から殺されそうになります。なんと可哀想な(T_T)彼氏の明男は最悪だし、爽香ついてなさすぎます。最後も身の潔白を証明せぬまま終わってしまいました。濡れ衣をかけられたままでいいのかな。

  • 明男~~(>_<)!!こんな男はこっちから願い下げだ!でも爽香ももっと素直になれ!と言いたい。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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