せつない話 (光文社文庫 や 18-1)

制作 : 山田 詠美 
  • 光文社
3.15
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本棚登録 : 645
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334717766

作品紹介・あらすじ

吉行淳之介、瀬戸内晴美、田辺聖子、山口瞳、D・H・ロレンス、F・サガン…など、現代日本と欧米の魅力作14編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • オチてる話が一個もない。やたら性描写が多い。
    雰囲気や過程を描くのを重視する人向け。せつなくならなかった。

  • 偉ぶっている山田詠美がとても切ない

  • いろんなせつない話。村上龍と山田詠美のやつしかよくなかった。

  • サガン、ロレンス、吉行淳之介、有島武郎、宇野千代、田辺聖子などなど、山田詠美が選ぶ短編集です。第1集、第2集、それぞれ14編ずつ。小さな子供も泣くし、笑う、でも、“せつなさ”って? いつから、私は切なさと仲良くするようになったんだろう、そんなことを考えました。

  • 日本と欧米の14人の作家の書いた切ない物語を山田詠美さんがセレクト。山田詠美さん自身の作品も。先日亡くなられた田辺聖子さんの作品「恋の棺」が一番切なく胸がきゅっと痛みました。普段あまり外国の作品を読まない私でしたが今回、D・H・ロレンス、アルベール・カミュ、フランソワーズ・サガン等の独特の表現力溢れる作品も堪能することが出来ました。全体的に古典的な雰囲気を感じて難しかったけどなかなか良かったです。せつないという感情の定義について山田詠美さんは「五粒の涙」で語っています。読後はせつなさのバリエーションが少しだけ広がったような気がします。

  • 確かに読んだ後は異様な倦怠感に襲われる。タイトル「せつない」の意味がわかる。

  • 短編集。山田詠美さん以外の作品があまり楽しめなかった。
    特に海外の作家さんのは、私には合わないのかも…。

  • #bookoff

  • 吉行淳之介と山口瞳の作品が特に良かった。というかその二つだけ読んでずっと放置してる。

  • せつない。
    この言葉は、日本語で日本人だけに伝わる感情だそうです。
    涙五粒。それがせつなさ。
    山田詠美さんはそんなことを書かれています。
    14編なので、多くても70粒の涙達。
    全ての作品が素晴らしいです。せつない。
    でも、ただせつないだけじゃなく、面白い。
    そして、この並びも素敵。
    コップ一杯の水分をテーブルに置いて読むと、きっと体も潤うはず。

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