犯人のいない殺人の夜 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.23
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本棚登録 : 3393
レビュー : 289
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334718268

作品紹介・あらすじ

親友が死んだ。枯れ葉のように校舎の屋上からひらひら落ちて。刑事たちが自殺の可能性を考えていることは俺にもわかった。しかし…。高校を舞台にした好短編「小さな故意の物語」。犯人がいないのに殺人があった。でも犯人はいる…。さまざまな欲望が交錯した一夜の殺人事件を描いた表題作。人間心理のドラマと、ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編。

感想・レビュー・書評

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  • 201804/「世にも奇妙な物語」みたいだった。シュールなお話。

  • 初めて買った東野圭吾さんの短編集がこれでした。
    だからどのお話も印象に残っています。中でも特に
    「小さな故意の物語」と「踊り子」が好きです。

    小さな故意の物語は、タイトルが好きです。お洒落な感じ。
    モテる女の子も大変なんですね。

    踊り子のラストは衝撃的。孝志くんが真相を知らないままでいる
    ことを祈るばかりです……。

    まさにどの作品も『犯人のいない殺人の夜』なのです。

  • 短編集。
    いずれも終わりは爽やかではないが、とにかくサクサク読めた。
    小さな故意の物語、さよならコーチが印象的な作品でした。

  • 踊り子が切ない。知らずに人を傷つける。


  • 直接手を下していないが殺人につながった話の短編集。鏡だったり放置だったりガス管を回しておいたり。新しいパターンもありなかなか面白い。

  • おもしろくてぐんぐん読めた!
    どれもこれも、「えー…きみがやったのか…」とショックをうける
    いろんな種類の「切なさ」があった

    小さな故意の物語…誰にもどうしようもできなくて切ない、、人の気持ちはかわるし、成長するにつれて能力もかわってくる。。とにかく重いとなったらだめなんだろうな。。重くなったら殺される←

    闇の中の二人…これはなんかもう、、おとな!しっかりしろようとなる。大人に陥れられて切ない

    踊り子…善意があだとなって切ない。。人の尊厳をうばうのは許されないことなんだなと思った。。

    エンドレス・ナイト…ベストを尽くそうとしたのにだいすきだったのに!と切ない

    白い凶器…殺された方も悲しいけど犯人側の動機が切ない。。

    さよならコーチ…好きな人が殺そうとしていることを知るなんて切ない

    犯人のいない殺人の夜…せつないというより、えー!だまされたー!で2回よんだ

  • #9.2018.6.3

    短編集だからかもしれないけど、動機とか心情描写が薄くて突拍子もなく感じてしまった。

    「踊り子」で、勝手に体育館使ってたのが見つかって怒られたくらいで自殺するかな普通。いくら恵まれない環境の中苦労して心がすり減っていたとしても

    全体的に女の人の喋り方に違和感を感じてしまう

    最後のタイトルにもなっている話は、仕掛けが施されてあって、これぞ小説の面白さ。結末を知ってから改めて読むと、矛盾なく良く書かれている。すごい。

  • +++
    親友が死んだ。枯れ葉のように校舎の屋上からひらひら落ちて。刑事たちが自殺の可能性を考えていることは俺にもわかった。しかし…。高校を舞台にした好短編「小さな故意の物語」。犯人がいないのに殺人があった。でも犯人はいる…。さまざまな欲望が交錯した一夜の殺人事件を描いた表題作。人間心理のドラマと、ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編。
    +++
    表題作のほか、「小さな故意の物語」 「闇の中の二人」 「踊り子」 「エンドレス・ナイト」 「白い凶器」 「さよならコーチ」
    +++

    1985年から1988年というデビュー間もない頃に発表された作品である。テーマ、仕掛け、構成、心情、キャラクタなど、すでにこの頃からクオリティが高くて素晴らしい。短い物語の奥に、さまざまなことを想像させられる一冊である。

  • 自分勝手な人々

  • 短編集。
    殺人なわけじゃないものの謎解きも有り。
    不思議〜と思うもの多し。

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著者プロフィール

東野 圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。
1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。
テレビドラマ・映画化された作品が多い。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほか、映画化が決まっている作品に2018年11月16日公開予定『人魚の眠る家』、2019年公開予定の木村拓哉主演『マスカレード・ホテル』、同年公開予定に玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』。

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