旧軽井沢R邸の殺人 (光文社文庫 よ 7-5)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334718367

感想・レビュー・書評

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  • 80年代の終わりから吉村作品はリアルタイムで読んではいたのですが、コレクターとなった(?)今では、サイコセラピスト・氷室想介シリーズと推理作家・朝比奈耕作シリーズを最初から読み直してみようと思っています。
    内容もかなり忘れてしまったし・・・ガハハ
    本書は氷室想介シリーズ第1弾に当たる「スターダスト殺人物語」を改題し、完全改稿したんだそうです(う~む、思い出せない・・・)。
    なので文庫化されたのは94年。う・・・古いですね~(笑)。でも、そう古さを感じさせませんのでご安心を。
    最近のミステリは変わってきてしまい、エンタメさが要求されるようになってきました。
    そういう作品も好きなのですが、たまにはフーダニットなコテコテ本格モノが読みたくなります。
    そういう面で、本書は久々の本当の本格もの!
    「だれが、どうして、どうやって」の楽しみを十分に味わうことができました。
    同時刻に同じ状況での遠隔殺人。そのトリックには何だかドキドキしちゃいましたね~。
    少しずつですが、シリーズを読み進めていきたいと思っています。

  • 『スターダスト殺人物語』を完全改稿

  • 2010/9/11

  • 氷室想介シリーズ
     軽井沢と東京で起きた婚約者同士の同時全裸首吊り殺人事件。謎の占い師の事件への関与は?殺害される占い師。犯人「博士」の正体は?

     2009年9月26日再読

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著者プロフィール

東京生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送ディレクター、編成プロデューサー、 扶桑社書籍編集長を経て1990年より専業作家。
1986年扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』でデビュー。2009年10月発売の『蛍坂』が200冊目の著作。
2011年9月ライフワークの『魔界百物語』がスタート。100本の書き下ろしミステリーに挑む。

「2012年 『幻影城の奇術師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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