- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334721527
作品紹介・あらすじ
山形新幹線「つばさ」で東北に向かった若い女性が相次いで蒸発した。囮として、単身同列車に乗り込んだ警視庁北条早苗刑事に近づく謎の男平沼。…ところが、平沼は仙山線の踏切で自動車事故死、その車のトランクには若い女性の右足が。平沼犯人説に傾く山形・宮城県警に対し、十津川警部は独自の推理を展開するが…。「つばさ」が運ぶ都会の殺意とは。
感想・レビュー・書評
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105円購入2002-01-18
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読書録「山形新幹線「つばさ」殺人事件」3
著者 西村京太郎
出版 光文社
P209より引用
“私は、黄身よりひとまわり年上だ。その十二年間で、何がわか
ったかといえば、たった一つだけで、人間なんて得体の知れない、
うす気味悪い生き物だということさ。”
目次から抜粋引用
“旅の始まり
秋保温泉
茅葺きのハーレム
犯人に迫る
告白”
ミステリーの大家である著者による、警視庁捜査一課の十津川
警部を主人公とした長編推理小説。
十津川警部の妻が友人から相談を受けた、相談の内容は大学生
の娘の行方不明、妻から頼まれた十津川が山形県警に問い合わせ
たところ…。
上記の引用は、若手警官西本に対する十津川のヒトコト。
現実でも得体のしれないうす気味悪い事件が沢山あって、生きて
いくのが大変なように思います。しかし、そういう事件でなけれ
ばニュース性、話題性が低くて、メディアで取り上げられる事が
少なくなっているだけなのではとも思います。
平穏な事を書いていたのでは、推理小説になりにくいでしょうし。
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1998.11.10 初版12刷 ¥495
山形新幹線「つばさ」で東北に向かった若い女性が相次いで蒸発した!囮として、単身同列車に乗り込んだ警視庁北条早苗刑事に近づく謎の男平沼。……ところが、平沼は仙山線の踏切で自動車事故死、その車のトランクには若い女性の右足が!平沼犯人説に傾く山形・宮城県警に対し、十津川警部は独自の推理を展開するが……。「つばさ」が運ぶ都会の殺意とは?