きまぐれ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 39
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334722234

感想・レビュー・書評

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  • 天才です。

  • シリーズ第6弾

  • 元の落語を知っていると更に話しが面白くなるのかもしれないですね
    どの話もすっかりセンセーが大活躍です(笑)

  • きまぐれ砂絵では、長屋のメンバー全員があまり活躍しないのがさみしい。センセー以外では、マメゾーが一番活躍している。
    今回の6編はすべて落語から題材をとっているのだとか。元の落語を知らない現代人からすれば、その面白さを十分に読み取れないかもしれない。以前は、落語が本読みの常識であったともいうし、これを機会に落語のお話にも少し触れてみたいと思った。

    初期のお話と比べると、トリッキーなミステリー要素は少しずつ減っているような気がする。論理立てて考えればトリックがわかる、といったようなストーリーは減っているが、その代り江戸の情緒を描き出すものが多くなっている。ミステリーとしてだけでなく、時代ものとして十分に楽しめるものとなっている。

    最初に収められている「長屋の花見」が非常に面白い。我らが長屋のセンセーが大量殺人の犯人として追われ、そのために自分への疑いを晴らすために事件を解いていくという構造になっている。内容だけでなく、情景が目に浮かぶ軽快な語り口が素晴らしい。

  • 江戸は神田橋本町のなめくじ長屋に住む砂絵かきの「センセー」のもとに、岡っ引の常五郎が難事件に頭を抱えてやってくる。センセーは長屋の大道芸人たちを手足に使い見事解決、礼金もせしめる。

    センセーの推理が冴える佳作6篇。

    全篇とも落語を材にしたライト・ミステリー。 
    第一席 長屋の花見 
    第二席 舟徳(ふなとく) 
    第三席 高田の馬場 
    第四席 野ざらし 
    第五席 擬宝珠(ぎぼし) 
    第六席 夢金(ゆめきん)

    江戸の風物描写が楽しい。浅草寺の五重塔にのぼるなんて、楽しかった。
    『なめくじ長屋捕物さわぎ』はシリーズもの。本書は第6弾だそうです。

  • <table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334722237/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="image/noimage.gif" alt="きまぐれ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (光文社時代小説文庫)" style="border:none;" /></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4334722237/yorimichikan-22" target="_blank">きまぐれ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ (光文社時代小説文庫)</a><br />(1996/04)<br />都筑 道夫<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334722237/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>内容(「BOOK」データベースより)
    江戸は神田橋本町・なめくじ長屋に住む砂絵かきのセンセーのもうひとつの特技。それは長屋の大道芸人たちを手足に、鋭い推理で難事件を見事に解決、礼金をせしめること。そのセンセーが、花見の席で人殺しの下手人に。大変だ。時代小説と推理小説の醍醐味を同時に堪能できる人気シリーズ、待望の第六弾は全篇落語仕立て。</strong></p></blockquote>
      <blockquote><p>第一席 ●長屋の花見
    第二席 ●舟徳
    第三席 ●高田の馬場
    第四席 ●野ざらし
    第五席 ●擬宝珠(ぎぼし)
    第六席 ●夢金</p></blockquote>
    一話一話が落語に材をとって物語られている。落語好きにはさぞ堪えられないだろうと思うが、落語に通じていないわたしのような者が読んでも充分に愉しめる。江戸の風物や人々の様子の活気や賑わいが目に見えるようでもある。庶民の愉しみ方が現代よりも粋だったようにも思える。
    そしてそれだけではなく、しっかりとミステリにもなっているのである。落語とミステリはなるほど相性がいいのかもしれない。

  • なめくじ長屋シリーズその五

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プロフィール

1929年東京都生まれ。10代より様々な筆名で小説を発表。〈EQMM〉初代編集長。2001年、『推理作家の出来るまで』で第54回日本推理作家協会賞、02年、第6回日本ミステリー文学大賞受賞。03年没。

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