眠れぬ夜に読む本 (光文社文庫)

著者 : 遠藤周作
  • 光文社 (1996年9月1日発売)
3.36
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  • 本棚登録 :403
  • レビュー :35
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334722876

作品紹介

人間の心の奥底は考えていた以上に深く、底知れず、混沌としていたことがわかり、またこの心の奥底と、いわゆる外見が荒唐無稽、非科学的に見えるものには密接な関係のあることを知った…。生命はどこから来たのか、難病に苦しむ人へ、人間は死んだらどうなるか、など人類普遍のテーマに興味深く平易に迫る名エッセイ。

眠れぬ夜に読む本 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ☆5つ

    いやこれわいい、実に良い。

    初出は1980年代中盤に週刊宝石に連載されたエッセイらしい。なに!週刊宝石ってそんな変な名前の週刊誌があったのか!って。はいありました。発行はづいぶん長く続いたらしいが2001年に休刊してそのままです。

    そして光文社から単行本として出たのが1987年。同社で文庫本となったのが1996年のこと。文庫化までは9年掛かっている。でもしかし今現在読んでも十分に面白いし話題も興味津々のものが多い。やはり遠藤周作は優れた作家なのであろう。

    本の題名と中身はいささかの関係も無いようにわたしには思えた。まあ、寝る前にベッドで読んでると速やかに眠れることは確かであった。


    私事だが、最近こういう読書感想の下書きをするPCソフトを変えた。づっと我慢してマイクロソフトのWordを使っていたのだが、とうとう辛抱ならなくなって単純なるText Fileに変えたのだ。メモ帳ってやつかな。これは良い。起動早いし変換速いし。比べてWordの重いこと遅いこと。マイクロソフトさん、ちーと考え直さないと先は無いよ。あ、もうとっくに終わった会社だったか。すまぬ。

  • 地に足が着いている感じの人のエッセイが好きだ。
    私が勝手にそういう本を読みたいときに選んでいる作家さんが
    須賀敦子さん、城山三郎さん、司馬遼太郎さん、谷川俊太郎さんなどだが、
    遠藤周作さんもそのひとりだ。

    日々感じたこと・考えたことを綴っている文章だけれど、
    そのまましっかりと一日一日を感じながら歩いていけばいいんだ、
    と言われているようで安心する。
    眠れぬ夜に、読みながら時を感じてみるのも良いと思う。

  • タイトル通りにどうぞ。

  • 作者があとがき風の「しめくくり」でふれていますが、人間の内側の分からない部分に興味を持った時期の作者が書いたエッセイであり、先に読んだ『鹿の王』のテーマの一つと奇しくも符合し何やら偶然ではなく、因果律のなせる技か。ユングの心理学にも少し興味を持ちました。
    書いた時代から時が経て陳腐した内容はあるものの、全体として楽しく読ませていただきました。

  • 眠れぬ夜には読まなかったけど。遠藤周作のエッセイも良い!と皆に伝えたい。

  • タイトルに惹かれて借りた。
    非科学的なこと、精神学の分野の話題が出てくる。静かな夜に読んで考えに耽るのにぴったり。

    2014.09.21

  • 二重身(ドッペルゲンガー):分裂症患者に多くみられるが、自分そっくりの人を夕方に無意識のうちに見、その後無くなる事が多い現象。医学においては、autoscopyといって、脳腫瘍ができた患者がケースが多い。エミール・サジエ事件/「一期一会」茶人の村田珠光が言ったとされる。茶道・華道は室町~戦国時代に確立された。明日をも分からぬ時代に生まれた芸術だから切迫感がある

  • P.57 人間、やろうと思えばやれるのだ。絶望してはいけない。勇猛果敢に難事に挑まねばいけない。

  • 『沈黙』の遠藤周作氏による自由な随筆(エッセイ)。生と死、人間と動物、趣味関心など、様々なテーマから自由に語られるエッセイは重苦しい『沈黙』と同じ著者が書いたとは思えないほど読み進めやすく、面白い。

    超常現象や動物と人間の関係など、ははぁと思わされるテーマが多く、読んでいて非常に充実していた。

  • 昼間に読んだ。

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