三毛猫ホームズの安息日 (光文社文庫 あ 1-68)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334724948

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  • 警視庁捜査一課でまとめ買いした宝くじが百万円当たった。たまたま栗原課長の代わりに出資していた片山刑事は、賞金の十万円で、課長を夕食会に招待することに。ところがその当日、片山が間違えて飛び乗った観光バスに殺人犯がいた…。晴美は人違いされて、現金輸送車を襲う羽目に…。石津刑事も、立ち寄ったショールームで若い女性の死体を見つけて…。さらにホームズも一家心中しようとしている一家の道連れにされ…。久しぶりの安らぎの日を計画したホームズたち四人が別々に事件に巻き込まれたとんでもない土曜日。どうするホームズ。超人気シリーズ第26弾絶好調。

  • 警視庁捜査一課でまとめ買いした宝くじが百万円当たった。たまたま栗原課長の代わりに出資していた片山刑事は、賞金の十万円で、課長を夕食会に招待することに。ところがその当日、片山が間違えて飛び乗った観光バスに殺人犯がいた…。晴美は人違いされて、現金輸送車を襲う羽目に…。石津刑事も、立ち寄ったショールームで若い女性の死体を見つけて…。さらにホームズも一家心中しようとしている一家の道連れにされ…。久しぶりの安らぎの日を計画したホームズたち四人が別々に事件に巻き込まれたとんでもない土曜日。どうするホームズ。

  • 読書録「三毛猫ホームズの安息日」2

    著者 赤川次郎
    出版 光文社

    P30より引用
    “断りきれなくて。ーーーいや、断るべきだったのだ。あのとき、
    どうして断らなかったのだろう。”

     目次から抜粋引用
    “当たりくじ
     見知らぬ影
     殺し屋見習い
     苛立ち
     危機”

     警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
    族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第26弾。
     捜査一課の有志十人がお金を出し合って、毎回購入していた宝
    くじが当たった。当選金額は100万円、いつもは出資していなかっ
    た主人公・片山だったが、たまたまこの回は出していたので10万
    円を手に入れることになったのだが…。

     上記の引用は、古い友人の借金の保証人になってしまった人の
    気持ちを表した一文。どれほど古くから付き合っていたとしても、
    自分の能力を越えるお金の支払をしなければならない可能性があ
    るのならば、保証人にはなってはいけないなと思います。
    大体そのような無理を頼む人は、友人と思っていないでしょうし、
    放っておいたほうがいいのではないでしょうか。
     複数の事件が同時進行するのは面白いと思いましたが、読み進
    めるのが落ち着かなくて、途中から読みづらく感じました。

    ーーーーー

  • (メモ:中等部2年のときに読了。)

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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