- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334726324
感想・レビュー・書評
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少しずつ読んだので、もう一周。
2022.07詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017/11/20 16:55:13
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真理の在処、仏のヴァリエーション、曼荼羅の見方、修行の方法、等を解説しながら、密教の基本的な考え方をくりかえし理解させようとしている。「真理は自分の中にある。大日如来は人を真実に導くため諸仏に姿を変える。そして大日如来は真理そのものの象徴である」。そう言葉で説明されてもなかなかピンとこないが、仏や曼荼羅の話を通して語られれば、それが具体的な像を結んでくる。本の体裁からは月並みなガイドブックという印象を受けたが、内容は予想を裏切る良書だと思った。密教寺院を訪れる際には再読したいと思った。
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曼荼羅とかの図像学。
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光文社の「知恵の森文庫」とかいうやつ。田町のドトールで人待ちの間に読み終えた。時々よくわからない例えとかが出てくるけど、概ねわかりやすく書いてあって、なるほど、と思うことしきり。うーん、真言密教についてもう少し勉強するのも楽しいかも。いろいろな仏教用語も解説されていて、良い。でも、五行だの四苦八苦だの(これらはまだわかりやすい方)、やたらといろいろな良いこと、悪いことがカテゴライズされていて、それはわかりやすいのかわかりにくいのか…。いずれにしろ、仏教の奥深さを感じさせる。「諸行無常」って、「この世ははかない(諦め)」って意味かと思っていたら、むしろ、「今を生きろ」というポジティブな意味だったのだ。なるほどね。 (2000 Oct)