孤独を生ききる (光文社文庫)

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  • 光文社
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本棚登録 : 365
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334726904

感想・レビュー・書評

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  • 瀬戸内寂聴の作品はあまり興味が起こりませんでしたが、「孤独」と言う言葉にひかれたのか読んでみたくなりました。

    ハイ、確かに「孤独」がいっぱい書かれていました。
    多くは満たされない女性の心についてです。

    どうも私にはピンとこなかったです。
    さびし過ぎるとと言うか、暗いというか、忍耐的に感じてしまいました。
    なんででしょうかね。

    それでも学べたことがあります。
    「孤独でないとできない愉しみを思い出して下さい。それは読書です。…それから書くことです。・・・孤独になって気が付くのはこれまで人と一緒に過ごしてきた時間の何と粗雑だったかということです。」

    孤独もまた愉し…ですね。

  • 様々な人生が載っていました。

  • 老いについての孤独について書かれてました。
    40代、50代の孤独など‥。自分には読むのちょっと、早かったかなと思います。

  • 語りかけ口調の人生指南書かな?
    寂聴さんは波瀾万丈の人生を送ったきただけあって書いてあることが深い。不倫する人には「贖罪と思って孤独に耐えなさい」と諭す。否定するのではなく。この本からは、間違ったことでも何でも経験して、その経験から学びなさいという寂聴さんのメッセージを受け取りました。傷ついてる人に特にオススメの本。

  • お釈迦様が若き日、城の外の道端で目撃した老いが仏教を開く鍵となって、2500年の歳月が流れすぎ、今でも人間はやはり老いによって、抵抗のしようのない恐怖に脅えつづけているようです。

    トルストイは妻のヒステリーから逃れたくて、家出を始終企てていました。82歳で、悲惨な死に様でした。

    老いのもたらす孤独を着物のようにいつでも身につけてしまえばいいのです。普段着のようにその孤独を着なれてしまえば、私たちはその感情に捕らわれることはないでしょう。

  • 老いの孤独について、考えさせられた。

  • 普段はこういった本は読まないのだけれど、瀬戸内寂聴の書く「孤独」とはどんなものかと手にとってみた。

    人は孤独である。お金があっても家族や友人がいても、結局はひとりで生まれ、ひとりで死んでいく。当たり前のことだけれども、日常生活ではなるべく背を向けてきた事実が淡々と書かれている。

    切っても切れない縁なのだから、やはり孤独は飼いならすしかあるまい。では、それをどうやって終生の友とするか。

    この本が気になったということは、ワタシも孤独とのつきあい方を考える年齢になったのだろう。明確な答えが書かれているわけではないけれど、読んでちょっと楽になる部分があったかな。

  • 月を見ながら迷える女性に孤独について語る形式。これからの孤独な人生への精神的な糧になりそう。

  • 弱った心に染みいるお話です。心穏やかになれました。

  • 孤独と自由は同義、という素晴らしい内容が書かれた本。世の中には自由の意味を履き違えている人が多すぎる(あの有名な「旅人」は、自由の本当の意味をよく分かっていると思う)。逆に、常に周りに人がいて騒がしい状況におかれても、修行と鍛錬により、孤独を保つことは可能だということだね。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。60年『田村俊子』で、田村俊子賞受賞、63年『夏の終り』で女流文学賞受賞。73年、中尊寺にて得度。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、95年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2006年に文化勲章受章。『現代語訳源氏物語』『奇縁まんだら』など著書多数。徳島県立文学書道館館長、宇治市源氏物語ミュージアム名誉館長。

「2020年 『ひとりでも生きられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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