血まみれのマリア―きんぴか〈2〉 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 1089
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334728588

作品紹介・あらすじ

ピスケンが恋をした。お相手は、「血まみれのマリア」こと阿部まりあ。泣く子も黙る救急救命センターの看護婦長で、今まさに息絶えんとする重体患者を救うこと数知れず、の奇跡を呼ぶ女だ。あまりに意外な組み合わせに、驚きのあまり絶句する軍曹とヒデさん。一途で不器用なピスケンは、マリアのもとに通いつめるが…。悪漢小説の金字塔、佳境の第2幕。

感想・レビュー・書評

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  • 血まみれのマリアはプリズン・ホテルにも出てくる重要なサブキャラクター。
    どちらが先かと調べてみたらプリズン・ホテルの方が初出みたいです。何れにせよすごいキャラなので、もう一度使ってみたかったのでしょう。
    悪漢小説でありながら、どうも悪人が出てこない。主人公の三人もどこか憎めないし、その三人の敵役も妙に真面目だったり、優しかったり。でも中途半端な感じは少なく、思いっきり楽しめる作品です。

  • 浅田次郎の小説には不思議な魅力がある。
    考えさせられたり、笑わされたり。

    この本を手に取ったのは、長編「悪漢」小説と銘打たれていたからだった。

    ただ読み進めていくと、短編集で、3人の主人公(ヒーロー)があらゆる事柄に巻き込まれ、巻き込んでいく物語だった。

    でも読んでみると、短編集みたいな本で、少しがっかりした。ただそこは浅田次郎。各物語で時に考えさせられ、時に笑わされることによって、自然と自分が主人公たちに引き込まれていく感じだった。

    自分の信念に一心に向かう三人の生き方にとても引き込まれる本だった。

  • 浅田次郎お得意のコメディヤクザもの、あいかわらずの高品質人情もの

  • 入院している新見総長が好きです。いいなぁ。この人の、若い頃の話が知りたい!

    巻末の解説については、大きな疑問が…。
    なぜ、三作目の解説をしているのでしょう?少し触れるという程度ではありません。出版社が二作目と三作目を間違えて印刷したのかと思ったほどです。

  • きんぴかシリーズ第2段

    伝説のヒットマン「ピスケン」
    ひとりでクーデターを起こした「軍曹」
    元政治家秘書の「ヒデさん」

    ピスケンが恋をした相手は、なんと
    プリズンホテルにも出てきた「血まみれマリア」

    軍曹の恋の顛末が個人的にはいちばん好き

    ってか、マリアと軍曹がくっついたら面白いのに。
    もう無敵だね(笑)
    ピスケンじゃ役不足かも~~

  • ピスケンが恋をした。お相手は、「血まみれのマリア」こと阿部まりあ。泣く子も黙る救急救命センターの看護婦長で、今まさに息絶えんとする重体患者を救うこと数知れず、の奇跡を呼ぶ女だ。あまりに意外な組み合わせに、驚きのあまり絶句する軍曹とヒデさん。一途で不器用なピスケンは、マリアのもとに通いつめるが…。

  • プリズンホテルで強烈なインパクトを残した血まみれのマリアこと阿部まりあが登場。
    久しぶりの浅田節を堪能。やっぱり面白いなぁ~。

  • ダイユウサクの感動と悲劇。懐かしいな。ピスケン!気持ちは伝わるぞ!

  • 2017年5月10日読了

  • 相変わらず面白かったから、すぐに③を買った。

    男が好きになる男を書くのが上手いねー。ピスケン、軍曹を書きながらヒデさんを書くのはテンションや言葉遣いが違い過ぎて難しそう。おれならまず無理だな。んで、ハッキングしたあの子は誰だ?

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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