藤色のカクテルドレス (光文社文庫 あ 1-73)

著者 :
  • 光文社
3.50
  • (14)
  • (19)
  • (58)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 325
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334728731

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4.3
    →読み進めていくうちにどんどん面白くなり、後半はページをめくる手が止まりませんでした!
    気軽に読むことが出来るのですごくオススメです(*ˊᵕˋ*)

  • 殺人犯に殺された知人、殺人犯の共犯者。
    乗り越えられるか。
    殺されなかった方の人。

    人には消せない思いがあるのだろう。

    主人公は、殺人犯と結婚すると言っても,
    昔からの知り合いで,なせ殺人を起こしたかも分かっている。

    赤川次郎の引き出しの多さに驚く作品です。

    藤色のカクテルドレスは最後にしかでてきません。

  • 49歳→39歳→40歳→41歳→42歳→43歳→44歳→48歳→47歳→46歳→45歳→38歳→37歳→36歳→35歳→34歳→夢色のガイドブック→33歳→32歳→31歳→30歳→29歳→28歳→27歳→26歳

    見終わったらテレビを消す。そんな簡単なことさえ、人は老いると忘れてしまうのである。
    それを見て、若い人たちは思う。
    「私はあんな風にならないわ」
    と・・・。
    そんなことはない。他人の身に起こったことは、みんな自分の身にも起こり得るのである。

  • シリーズ12作目で、爽香も26歳。しかし、とことんお人よしの爽香以外のほとんどの登場人物はひでえ奴らばかりでイラつきがたまらない。その中でも今回の犯人は酷すぎるわ・・・

  • 澄江が遭遇し10年前の殺害事件がどのような結末になるのかと思っていたら、まさかの夫が犯人の1人であり、その真実を何故か爽香が伝えるといった展開。
    これで澄江が簡単に夫を許していたら現実味がなかったが、彼女も複雑な思いが整理できないままで終了。

    最後のプレ披露宴のサプライズには感動した。凄く良い展開で爽香の人間性が周囲に評価されている証拠であった。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    杉原爽香、二十六歳の春。友人の田端将夫が社長を務めるG興産で、爽香は畠中澄江という女性に出会った。澄江は、十年前、目の前で強盗に先輩を殺され、今もその記憶に苦しんでいた。その事件は未解決となっていたが、新たな事件が発生!事態は爽香を巻き込み、急展開を見せはじめる!登場人物が読者とともに年齢を重ねる画期的シリーズ第12弾。

    令和元年12月10日~13日

  • また、田端将夫が出てきます。田端と刈谷祐子の挙式を担当する畠中澄江が10年前に体験したおぞましい事件の犯人を捕まえる話です。澄江の気持ちを考えると辛過ぎます。元大女優の栗崎英子や相良栄子からすごく信頼されている爽香。他人なのに、すごく誇らしいです。明男も出所して、働き始め、爽香とデートをしたり楽しそうです!爽香、待った甲斐がありますよね!幸せそうでほっとします。一方で兄が作った借金を返す為に爽香が頑張ったり・・・お金に困っていても、遺産を断るのが爽香らしいな!と思いました。

  • 可もなく不可もなし

  • 爽香シリーズ
    10年前の強盗犯、実は…

    270209

  • 爽香お人好しすぎ!でも読み続けるんだけど。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤川次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×