真夜中の喝采―きんぴか〈3〉 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 970
レビュー : 74
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334728786

感想・レビュー・書評

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  • 普通、本の解説とは少しでも違うことを書きたいと思うのですが、この解説は見事に私にとって納得できるものでした。
    おふざけ小説の様でありながら、「実に、濃く、くどく、暑苦しく」著者の渾身の力が込められているのが良く判ります。これでもかこれでもかと仕掛けてくるハチャメチャと、所々に忍ばせた「泣かせ」が、見事に混ざりあっています。そして最期の「無情感」。
    『プリズンホテル』全4巻から、この『きんぴか』の1

  • きんぴか第3弾
    きんぴかシリーズはひとまず完結。

    このシリーズは三人の悪党がそれぞれの個性を存分に発揮して最終的には物事を解決していく短編がたくさん詰まったストーリー。

    なかでも表紙に書かれている「真夜中の喝采」は面白かった。

    大物政治家とやくざが絡む事件にある男が殺されストーリーが展開していくが、その冒頭からしてミステリー要素もあり、きんぴかならではの掛け合いもあり、物語が上手く進んでいった。

    最終的にはきんぴかのメンバーらしい解決で終わるが、そこは浅田次郎の本だけあって、読者の心に一つ考えを提起させてくれる話だった。
    泣かせ、笑わせを読者に感じさせてくれる。さすが浅田次郎。

  • 浅田次郎お得意のコメディヤクザもの、あいかわらずの高品質人情もの

  • ピカレスク小説の金字塔。
    シリーズ完結編です。
    「真夜中の喝采」「裏町の聖者」が特に面白かった。
    最終話を迎えるとなんだか寂しい。
    後日談があったら是非とも読んでみたいですね。

  • ②が読み終わった勢いで③を買ってすぐ読んだから疲れた。面白かった、まじ面白かった。
    終わってしまうのが寂しいなー。
    このメンツ好きだわ。

    ええこと言うよね。
    みんなええこと言うよ。

  • WOWOWのプレゼントで当選した。
    ドラマも面白かったが、原作も面白い。

  • ひとまず完結。「裏町の聖者」がよかった。阿部マリアかっこいい。是非、今を生きる3人の姿を見てみたい。

  • 「きんぴか」シリーズ1〜3一気読みしました。今さら、,,といわれるかも知れませんが、浅田二郎さん初めてです(^_^; 岩手ゆかりの方であり、岩手を題材にした本もあるのですが、,,何か、後縁が無く、,。今回、wowwowドラマになった予告編が気になって読んでみたところ、、、一気!「ピカレスク小説」とはいいますが、突き抜けたところもあり、奥ゆかしい(?)ところもあり、昭和生まれの読者としては「わかるわ、、」と想いながらの読了感です。ピスケンには「あ〜あ」という感じですが、「血まみれのマリア」にはどきどきしまくりで、この二人が、,,となると、,軽く嫉妬する自分がおります、、(爆)

  • きんぴかシリーズ第3弾。
    ピスケン・軍曹・広瀬それぞれの活躍が描かれる短編爽快小説。
    彼らの活躍も本作でひとまずの終わりを見る。

    タイトル作になっている「真夜中の喝采」は特に良い作品であるが、
    登場人物達のそれぞれのハッピーエンドが描かれ、大変気持ち良い。

    彼ら3名の再度の登場を強く望みたい。

  • 数ある「浅田次郎らしさ」のうちのコミカル小説群。 きんぴかシリーズの第3巻です。

著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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