真夜中の喝采―きんぴか〈3〉 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 969
レビュー : 74
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334728786

作品紹介・あらすじ

草壁明夫が殺された。広橋をスケープゴートにした大物政治家・山内龍造の悪行を報道した、あの気鋭のジャーナリストが…。訃報を耳にした広橋は凍りつき、草壁に伝え忘れたセリフを口にするために立ち上がる。一方ピスケンと軍曹は、ヤクザと悪徳政治家が自己弁護と保身に走るなか、正義の暴走を敢行する。三悪漢の破天荒な物語、ひとまず完結。

感想・レビュー・書評

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  • 普通、本の解説とは少しでも違うことを書きたいと思うのですが、この解説は見事に私にとって納得できるものでした。
    おふざけ小説の様でありながら、「実に、濃く、くどく、暑苦しく」著者の渾身の力が込められているのが良く判ります。これでもかこれでもかと仕掛けてくるハチャメチャと、所々に忍ばせた「泣かせ」が、見事に混ざりあっています。そして最期の「無情感」。
    『プリズンホテル』全4巻から、この『きんぴか』の1

  • 終わらないで欲しかった…
    裏表紙の『ひとまず完結』に期待して。
    浅田さん待ってますから。3人が再開してまた面白いこと…
    待ってますから!笑
    読みやすい!おもしろい!はははって笑う。心地いい小説です。

  • きんぴか第3弾
    きんぴかシリーズはひとまず完結。

    このシリーズは三人の悪党がそれぞれの個性を存分に発揮して最終的には物事を解決していく短編がたくさん詰まったストーリー。

    なかでも表紙に書かれている「真夜中の喝采」は面白かった。

    大物政治家とやくざが絡む事件にある男が殺されストーリーが展開していくが、その冒頭からしてミステリー要素もあり、きんぴかならではの掛け合いもあり、物語が上手く進んでいった。

    最終的にはきんぴかのメンバーらしい解決で終わるが、そこは浅田次郎の本だけあって、読者の心に一つ考えを提起させてくれる話だった。
    泣かせ、笑わせを読者に感じさせてくれる。さすが浅田次郎。

  • 浅田次郎お得意のコメディヤクザもの、あいかわらずの高品質人情もの

  • きんぴかシリーズ完結編

    表題作の「真夜中の喝采」も良かったけど
    今回もいちばん好きなのは軍曹の帰省の話。
    純粋な男って大変だね(笑)

    そしてラスト、それぞれの道。
    うーん、寂しい。。
    またいつか3人のハチャメチャな活躍が読みたい!!

  • マリア! 
    ピスケンをオーストラリアまで追いかけて!

    いつかまた、ここぞという時に3人集まって、知恵と勇気を出しあって欲しい。その後の人生で更にパワーアップしてるだろうから。
    どんな風にパワーアップしているか想像するだけでも楽しい。

    あと、やっぱり新見総長が好き。プリズンホテルの板長さんの次に好きだなー。

  • 草壁明夫が殺された。広橋をスケープゴートにした大物政治家・山内龍造の悪行を報道した、あの気鋭のジャーナリストが…。訃報を耳にした広橋は凍りつき、草壁に伝え忘れたセリフを口にするために立ち上がる。一方ピスケンと軍曹は、ヤクザと悪徳政治家が自己弁護と保身に走るなか、正義の暴走を敢行する。

  • ピカレスク小説の金字塔。
    シリーズ完結編です。
    「真夜中の喝采」「裏町の聖者」が特に面白かった。
    最終話を迎えるとなんだか寂しい。
    後日談があったら是非とも読んでみたいですね。

  • ①②③と続けて読了。なんてったって面白い。浅田次郎は上手い作家だなぁ。ただ笑わせるだけでも無く、ただ泣かせるだけでも無い。何度も再読させられちまうわけだ。

  • 2017年6月30日読了

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著者プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。2018年12月15日、『輪違屋糸里』が藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈らの出演で映画化。

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