妖樹・あやかしのき (光文社文庫)

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  • 光文社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334730673

感想・レビュー・書評

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  • 設定が古代インドという事で、馴染めるか不安があったけど、壮絶な妖しい世界に一気読み。
    冒険好きで、怪力の若い王子アーモンと、従者の仙人の老人ヴァシタが、妖しい世界ラ・ホーの国に迷い込み、不老長寿が得られるという紅末利迦の樹を求める勇者と出会い、妖と戦う話。
    残酷な描写が沢山出てくるのですが、その描写が映像となって鮮やかに思い浮かびます。
    1巻なので、話としてはあっさり読み終わってしまいましたが、紅末利迦の甘く腐敗した匂いに、血の匂いも感じ取れる様で、世界観にどっぷり浸りました。

  • この語り口のテンポの小気味良さはなんだろう。わくわくする様な話の展開 おぞましい描写も数多いがヴァシタの存在がそれを中和してくれる
    オカルトは決して私は好きでなく、いや寧ろ嫌いであるが この夢枕獏の世界に引きずり込まれてしまった。古いテレビ番組だが「ローハイド」のウィッシュボンを彷彿とさせる ヴァシタの存在である

  • ■取り殺されても良い。寧ろ、取り込まれたい。

  • 「月の王」の続編。ウルパの最後は印象的。ホカホカと血から湯気が出るってなんかほのぼのしい。

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著者プロフィール

作家。1951年生まれ。77年に作家デビュー後、『キマイラ』『サイコダイバー』『闇狩り師』『餓狼伝』『大帝の剣』『陰陽師』などのシリーズ作品を発表。 89年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、98年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞、『大江戸釣客伝』で2011年に泉鏡花文学賞と舟橋聖一文学賞、12年に吉川英治文学賞を受賞。18年紫綬褒章受章。

「2021年 『別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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