三毛猫ホームズの四捨五入 (光文社文庫 あ 1-79)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334731106

感想・レビュー・書評

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  • N女子学園に編入してきた弥生に会い、担任の竜野は、20年前に引き戻されるような眩暈に襲われた。あの人に似ていたのだ…。一方、N女子学園で殺人計画があるとの情報を受け、駆けつけた警視庁の刑事・片山は、弥生と再会した。実は、4カ月前、片山を狙った銃弾で弥生の父が不慮の死を遂げていたのだ。そして、弥生をめぐり事件が次々に…!シリーズ第32弾。

  • 初めて赤川次郎作品を読んだ。まぁ人が死ぬ死ぬ。コナン並み。100分くらいで読み終わる。

  • 三毛猫ホームズのお約束的な進行ですすむのではあるが、つまらなかった。中心人物である男性が気に入らないからだろうな。

  • N女子学園に編入してきた女子生徒・棚原弥生を中心に起こる事件の数々。片山が殺されかけたり追われたりと非常にサスペンス要素が強い。
    個々の殺人事件の実行犯は捕まったものの、その背後の巨悪にメスが入るかどうかは分からないまま、いや恐らくは全面解決する事はないであろう事がほのめかされいてる。それでも最後に表題の「四捨五入」を使った登場人物の台詞でハッピーエンドの匂いが漂う。長らく切り捨てられ続けてきたふたりに幸あれ。

    余談だが今作が発表されたのは1997年だがその僅か数年後現実に似たような事件が起きている。あれも結局真相は闇に葬られましたなぁ…くわばらくわばら…。

  • シリーズ第32弾

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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