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- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334731427
感想・レビュー・書評
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俳句は「そんなことを俳句に詠んでいる場合か」というメタ性が可笑しさになる、という卓見があるが、「ダイイングメッセージに俳句」は、その最たるものかも。
俳句を絡めたミステリー短編のアンソロジー。
ダイイングメッセージに限らず、句会や吟行を舞台にしたもの、既存の名句を起点にしたもの、芭蕉や一茶が探偵役を務めるもの等、絡め方は様々だ。
偶数ページの柱には、珠玉の現代名句も収録されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5179375.html)
(収録作品)さかしまに(五木寛之)/巻頭句の女(松本清張)/恋路吟行(泡坂妻夫)/虻は一匹なり(笹沢左保)/殺すとは知らで肥えたり(高橋義夫)/旅の笈(新宮正春)/囀りのしばらく前後なかりけり(塚本邦雄)/紙の罪(佐野洋)/目をとぢて・・・(中井英夫)/死の肖像(勝目梓)/紺の彼方(結城昌治)/句会の短冊(戸板康二)
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