逆襲 (光文社文庫)

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  • 光文社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334731601

感想・レビュー・書評

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  • 怒涛のごとくお世辞を言いまくる探偵法間。彼のお世辞で相手の口も軽くなり、聞き込みも楽々。お世辞のネタも豊富で、マイナーなブランドから超一流品まで熟知し、褒める褒める。お世辞を言われて照れる人は普通、謙遜する人も普通、しかし腹を立てる人は心に問題があると‥。東直己の短編集、お世辞の法間は最後に登場。

  • ハードボイルド短編集。

    法間探偵のシリーズモノかと思って読んだら、彼が登場するのは8話のうちの1話だけだった。とは言いつつ、一話一話、それなりに面白かった。結構なまでにバカバカしいノリの話もあれば、ドキッとするようなブラックオチの話もあったり。色々な話を楽しめた。「守護神」が一番好きかな。でも、やっぱり面白かったのは今後も続編が出される法間探偵モノ。その続編も読みたい。

  • 東直己といえば、「ススキノの俺」のシリーズに代表するように、北海道が舞台とばかり思っていたが、冒頭の1編をのぞけば、北海道とは明記していなくて、個人的には本州と思わせる場所、あるいは、関東と明記されている場所が舞台となっているお話があつまった短編集である。

    一番のお気に入りは、表題にもなっている「逆襲」で、「ホウカン」こと法間謙一の幇間っぷりがなんとも愉快。
    ご老人が活躍する「本物」「守護神」も、老人介護系かと思わせれば、しっかりハードボイルド感がありつも、最後のオチはそれかよ!的なピリもあって小気味いいな。

  • 2006年4月8日読了

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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