三毛猫ホームズの暗闇 (光文社文庫 あ 1-80)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334731724

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  • 読書録「三毛猫ホームズの暗闇」3

    著者 赤川次郎
    出版 光文社

    P19より引用
    “家族の一人が罪を犯すと、全員が後ろめたい思いを抱いて生き
    ることになる。片山は重苦しい気持ちになった。”

     目次から抜粋引用
    “三毛猫ホームズの暗闇
     三毛猫ホームズの無邪気
     三毛猫ホームズの涙雨
     三毛猫ホームズの包囲網
     三毛猫ホームズの沈没”

     警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家
    族を主人公とした、短編ミステリー小説集。人気シリーズ第33弾。
     地震によるものであろうトンネルの崩落、不幸中の幸いで怪我
    をせずに済んだ主人公たちの乗ったバスの乗客たち。その乗客の
    中には、深い因縁を持つ数人が乗り合わせていた…。
    (三毛猫ホームズの暗闇)

     上記の引用は、兄が犯罪者となったために高校を辞めることに
    なった妹に対しての一文。家族を持つ人は、つらい思いを家族に
    味あわせ無いためにも、毎日を丁寧に過ごしたいものです。
     犯罪の捜査のために容疑者や犯人の家族が協力しなければなら
    ないのは、仕方ないところかもしれませんが、大勢で押しかける
    のはいかがなものだろうなと思います。

    ーーーーー

  • 最初はさくさく読める文章だな〜と思ってたのですが、やっぱりもうちょっと書き込んで欲しいなと思う今日この頃。キャラクターが多い反面、描写が薄いので、メイン以外は誰が誰だか解らん状態に……。キャラもトリックもストーリーも面白いんだけど、描写がなぁ……。

  • 三毛猫ホームズものの短編集。
    「暗闇」はある意味ハッピーエンド。
    ちょっと平板さを感じるが、通勤電車で読むには軽くてよい。
    ホームズの役回りも生きている。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 短編集。表題作、トンネル崩壊・被疑者妹と被害者家族。

  • シリーズ第33弾

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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