スペインの雨 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 43
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334732011

感想・レビュー・書評

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  • 何なのでしょうね、特に大きな感動がある訳でもないのですが、何故か引き込まれてしまいます。
    連作という訳ではないのに、同じ体験が異なる短編に出てきます。著者自身の経験を元にした作品でしょうね。同じ時代を生きてきたからなのでしょうか、何となくスッと物語に溶け込めるのです。
    肩肘を張るのではなく、流されるが如く。そんな姿勢に惹かれるのかも知れません。

  • たいていの佐藤正午氏作品の主人公が放つ、どことなく他者を拒むような、きっぱりとは主張しないけれど自分は正しく他は愚かだ、というような感じが、長編ではじわじわとこちらに染み込んでくるのだが、本作のような短編ではしみ込む前に話が終わってしまうので、極めて消化不良。
    書かれた時代が時代なので当然ながら、現代性はなく、教訓もない。
    しかし害があるわけでもないので、ただなんとなく何も考えずに物語を追って、頭を緩めたいときにはもってこいの作品だと思う。

  • 佐藤正午の短編集。「ルームメイト」が一番よかった。

  • 佐藤正午の短編って、小説家とそのある友人の話しか殆ど読んだことなかったので、ちょっと毛色の違う「いつもの朝に」とか「クラスメート」が新鮮でした

  • 手法として面白いものが多かったけれど、ストーリーとしてはまとまりに欠けるものが多かった気がする。しかし、着眼点と着地点がやっぱり面白い。

  • 2007.3

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著者プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。『永遠の1/2』ですばる文学賞、『鳩の撃退法』で山田風太郎賞受賞。おもな著作に『リボルバー』『Y』『ジャンプ』など。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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