怪談部屋 怪奇篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈8〉 (光文社文庫)

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著者 : 山田風太郎
  • 光文社 (2002年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (706ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334733179

怪談部屋 怪奇篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈8〉 (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 1947(昭和22)-1962(昭和37)年に
    一般誌や少年向け雑誌に掲載されたホラーテイストの作品を集めた短編集。
    作者が医学生だったためか、専門知識を引用したネタ多数……とは、
    言い換えれば、精神や身体の疾患および異形を題材にしているということで、
    表題から岡本綺堂の『青蛙堂鬼談』風の雰囲気を想像していた
    自分のアテは見事に外れた。

    だよね……だって……山田風太郎だもん(笑)

    巻末に断り書きがあるとおり、時代が古いせいか、現代より人権意識が低く、
    今だったら活字になって商業出版など不可!
    ――な語句・表現が散見されるが、
    その旨を注記した上で原文どおり掲載という編集姿勢は好ましい。
    マッドなドクターの話は楳図かずお御大の絵が相応しいのではないか、
    などと勝手に思った。
    ストーリーそのものよりも、戦後の混乱が尾を引く都会の片隅で、
    治安が悪く、主人公たちの周囲に塒(とぐろ)を巻くように
    危険な夜の空気が充満している部分が怖かった。

  • 「蝋人」は噂通りの妖しい名作。山風らしいサスペンスタッチの好作もいくつかあった。

  • どうしても、どうしても「うんこ殺人」が読みたくて購入。
    しかし、神曲のファルスにしては笑えない。

  • 約七百ページに及ぶボリューム満点の短編集。
    『万人杭』はドグラ・マグラを意識してかかれたのは間違いなさげ。
    でもこれはこれで超おもしろい。

  • 少年冒険奇譚は小学生の頃よんだらものっそわくわくしたんだろうな。
    放射能のデタラメな言い掛かりに笑ってしまったが面白かった。

    part1のホラーともミステリーともつかないものは好きだけど
    SFものっぽいものも星新一ぽくて好き。

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