台風娘 (光文社文庫 う 13-3)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334733889

感想・レビュー・書評

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  • 【本の内容】
    「僕は風子と結婚するつもりです」

    「台風21号と結婚?方法はあるのかね」

    「いまから考えます」

    南の島でダイスケの胸に生まれた小さな恋の竜巻。

    それは、コンピュータや人工衛星を駆使しての予想を遙かに裏切り、やがて超弩級の台風になっていく。

    発達し勢力を増した風子はついに日本へ上陸。

    この恋はもう誰にも止められない!

    魅力的で荒々しい現代の女神の物語。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    導入は山下達郎の「高気圧ガール」、クライマックスはニール・ヤングの「ライク・ア・ハリケーン」、そしてエンディングは村上春樹の初期3部作。

    で、わかってもらえる?

    日本文学は「わたし」は他の誰もない<わたし>であると明治以来訴えつづけてきたが、はたしてそうなのか。

    文学の根幹に関わる問題提起をしていながら、まったくそうは感じさせない、娯楽性旬小説(変換ミスだ)娯楽青春小説。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • タイトルになってる台風娘が可愛いのです。終わり方が?ってなったけど雰囲気は好きだな。

  • 台風に恋をした!?恋する相手が南の島で生まれ、日本に上陸する。なんとも不思議です。

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