京都・宇治川殺人事件 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.80
  • (2)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334734145

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 解説によると、
    1963年に江戸川乱歩賞の予選通過した、「冷たすぎる屍体」に続き
    1965年に予選通過した「歪んだ階段」が本書だとの事。

    朝鮮半島から引き揚げてきた人の物語なので、
    古い話だとは思ったが,そんな初期の作品であることを感じさせない大作に鳴っている。

    最後の展開が、やや性急で、完成度が98%という感じもするが、
    余韻が残ってよいと感じるかもしれない。

    これが最終選考に残っていないとは、江戸川乱歩賞の難しさも感じた。
    大衆に受けるものと、審査員に受ける物の差もあるのかもしれないという感じもした。

  • 110321

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年『京城の死』(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。74年「マラッカの海に消えた」で本格デビュー。八三年「消えた相続人」で第日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年没。

「2018年 『殺意のまつり 山村美紗傑作短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山村美紗の作品

ツイートする