紫水晶殺人事件 (光文社文庫 や 1-50)

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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334735791

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  • 4つの短編集です。

    表題のほかに
    琥珀ブローチの謎がキャサリン物です。

    紫水晶殺人事件は、韓国を舞台にしてキャサリンは出てきません。

    呪われたルビー
    偽サファイアの秘密

    宝石について集めたもので、いろいろ楽しめます。

  • 短編集4つの内、ふたつが違う話で、ふたつがキャサリンの話。
    すべて表題に合わせているのか、宝石の話で統一されています。

    宝石は、本物か偽物かの違いしかないと思っていましたが
    偽物はそこからまたふたつに分かれるそうで…驚きです。
    合成でも模倣でも、興味がないのでよく分かりません。

    最初の表題になっている違う話ですが
    調子がいい男というかなんというか…。
    騙されたとかそういう所ではなく、面倒を見るのが嫌だ、と行った割に
    呼びかけているのをみると…複雑な感じです。
    口ではそう言っても~と思って考えれば好意的にも思えますが
    『本当』の正体をしってからだと思うと
    後腐れがないから、としか思えません。

    今回はそれほど想像しにくいトリックも何もなく
    さくさくっと読み終えられました。

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著者プロフィール

山村美紗
京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。

「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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