カレーライスは知っていた (光文社文庫 あ 31-5)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334735838

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  • 美少女探偵が料理にまつわる殺人事件を解く連作短編集。
    キャラ物っぽいが事件はなかなかの本格。
    ・カレーライスは知っていた
    カレー事件を根津愛の父が華麗に解決

    ・だって冷え性なんだモン!
    冷え性

    ・スケートおじさん
    通学路にスケートおじさん

    ・コロッケの秘密
    コロッケ殺人,これが一番好き

    ・死への密室
    壁抜け,イマイチ。

    ・納豆殺人事件
    納豆殺人

  • カレーライス、コロッケ、納豆という食べ物にまつわる話が面白かった。特にコロッケ。

  • 『カレーライスは知っていた』
    根津刑事の事件。殺害された女性。被害者宅にあったカレーを一口食べた根津刑事は事件の真相を見破る。生煮えのニンジンの謎。

    『だって冷え性なんだモン!』
    靴下、手袋などがすべて互い違いな被害者の謎。停電中に行われた犯罪。

    『スケートおじさん』
    通学路に現れたスケートおじさん。寒い中でもコートを着ないで憤怒の表情でスケートをする男の謎。根津愛の推理、後半に根津刑事の推理。

    『コロッケの秘密』
    友人の宝石を盗み、発覚を恐れ友人を殺害した女。コロッケの中身の秘密。

    『死への密室』
    壁をすり抜ける男。市街化調整区域に隠された謎。トレーラーハウスと「シェー」の秘密。

    『納豆殺人事件』
    生粋の大阪人であるたこ焼き屋の主人の殺害。主人の腹の中から大量の納豆が・・。

    2007年3月27日再読


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  • 本当は「根津愛代理探偵事務所」って原書房の紹介なんですが
    短編集なので、光文社はこんなタイトルなんでしょうね(多分)
    イラストが「根津愛ネコマンガ」だったもんで、つい・・・

    名作、カレーライスは知っていたをはじめ、愛とお父さんの推理がびっしり
    そして・・・
    一番力を入れて読んで欲しいのは「根津愛ネコマンガ」
    名探偵が授業の合間に暇つぶしの作品だそうです
    その意図はいかに・・・
    (kitanoは否定してません、なかなか面白い・・・けど、なんで?)

  • 2004年3月25日読了

  • 是非Web上の「ネコマンガ」もご堪能あれ
    (2004/10/19(火))

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著者プロフィール

愛川晶
一九五七年福島市生まれ。九四年『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞。トリッキーな本格ミステリーを基調としながら、サイコサスペンス、ユーモアミステリー、人情ミステリーと幅広く活躍。主な作品に『六月六日生まれの天使』『ヘルたん』『再雇用されたら一カ月で地獄に堕とされました』。落語ミステリーでは、『道具屋殺人事件』『芝浜謎噺』など「神田紅梅亭寄席物帳」シリーズ、『神楽坂謎ばなし』など「神楽坂倶楽部」シリーズ、『高座のホームズ』など「昭和稲荷町らくご探偵」シリーズがある。『太神楽 寄席とともに歩む日本の芸能の原点』(鏡味仙三郎著)では編者を務めた。

「2023年 『落語刑事サダキチ 泥棒と所帯をもった女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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