利休の密室 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
3.20
  • (0)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334736217

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数


  • NHK大河ドラマを撮影中に、役者の利休と天正年間の利休が入れ替わるというSF歴史ミステリ。
    利休がキリシタンだった説を軸に構成される。中盤までは中々面白い展開だったが、終盤からオチは...
    著者がテレビディレクターだけに、撮影現場やそこに携わる人々の描写は実に生き生きとしている。
    しかし、2004年に第一版が発刊されており、本編に出てくるシュチュエーション、台詞回し、鯨統一郎氏のシリーズのそれにあまりにも酷似する場面が。

    ま、ドラマでは再現できない表現に挑んだという意気込みは感じる一冊でした。
    テレビディレクターの経験を活かして、小説の中で、カット割が存分に発揮される作品があれば読んでみたい著者でした。

  • 千利休が出てくるので、歴史物と思いきや、
    テレビドラマ制作の舞台裏を描いたミステリー。
    その斬新さが、面白かったです。

    ガチガチの歴史好きや、茶道家のかたには異論はあるのでしょうが、
    それも含めて、利休その人のミステリアスさは良く描かれているし、
    SF風の味付けもきいているし。

    個人的には、大河ドラマの裏側がのぞけたようで面白かった。
    大河ドラマファンの興味をくすぐる「あとがき」も
    読んでさっぱりしました。

  • 千利休がクリスチャン。

    そんな仮定の基に進められていく物語。

    小説としては、正直物足りなさを感じたのですが、
    著者独特の考え方、視点による内容の濃さという点では、
    非常に面白かったですし、歴史の深さを思い知らされました。

    千利休がクリスチャンであったが故に、
    彼が大成した茶道に散りばめられた彼自身の思い。

    それが真実であるかは不明ですが、完全に否定できるわけでもない。

    改めて茶道に対する見方が変わり、
    もう一度、学んでみようかな、と思わせてくれた…

    んーどうしよう?笑

全3件中 1 - 3件を表示

川田武の作品

利休の密室 (光文社文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする