歌わない笛 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334736453

感想・レビュー・書評

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  • うーん、犯人はそっち?以外といえば、以外なんですけど、肩透かしをくらった感じです。でも、浅見さんには相変わらず好印象を受けました。

  •  私がよく訪れる岡山県を舞台にしています。
     この物語が展開されてる場所の地理をよく知ってるというだけで、ミステリーの出来を吟味することが薄れてしまいますが、主人公と共に謎解きしているような親近感が沸いてくるの、それもまた楽しと読んでおります。
     実名では書かれておりませんが、あの教育施設の関係者は、この小説を読んでどう思うのでしょう・・・あまりにもピンポイント過ぎて・・・。

  • 旅行先・岡山で購入。

    持っていった本が切れてしまい、ならば折角だ、滞在地をモチーフにしたものを買おう、とこれを手に取った。
    もともと浅見光彦シリーズは大好きで小学生のころからのつきあいだけれど、これはまだ未読だったらしい。
    先生は続々と浅見シリーズ書いておられるんかなあ。
    すごい人だ。。

    旅情ミステリなので、いつもたしなむ新本格とは違い、
    まるで一緒に浅見と事件を追いかけて旅をしている感覚でライトに読める。
    今自分がいる土地で起こっている、という設定もおもしろい。

    実際には岡山ではなく、すこし田舎の方にいったナントカいう土地(だめじゃん)が事件の主な舞台だったが、岡山駅前や倉敷のあたりの風情なども語られ、旅の情緒に花をそえてくれた一冊。
    きっと忘れがたい本になるだろう。

  • 倉敷市の山林の雪の中で、フルートを握った女性の服毒死体が発見された。五日後、彼女の婚約者の溺死体が吉井川に浮かび、警察は後追い心中と断定する。演奏会で津山を訪れていたヴァイオリニスト・本沢千恵子は、死体のフルートを持つ手が左右逆なことに気付き、旧知の浅見光彦に相談したが……。
     津山、倉敷、岡山を結ぶ哀しい運命を浅見光彦が解き明かす!

  • 2/7/10図書館

  • 2008年5月16日読了。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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