江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 821
レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (740ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737160

感想・レビュー・書評

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  • ニ銭銅貨
    ビブリア4よりこれを読む。本当に『「あの泥坊が羨ましい」』で始まっている。松村の解法も私の解法もすこぶる気持ちよく、また牛込が出て来るのもうれしい。
    乱歩の自作解説もホクホクだ。

    一枚の切符
    事実ってなんだ。本当はなんだ。わからない。物事は視点に依ってしまう。面白いと言っていていいのか。わからない。

  • 数年前からちまちまと読み続けてる乱歩全集
    感想書いてなかったので今さらながら登録


    1巻は初期の頃の短編が22も収録されてます
    屋根裏の散歩者や人間椅子など有名どころも多いです

    しかし1巻からかの明智小五郎が出てたのにはちょっとびっくり
    トリックなんかを楽しみにしてると、現代のミステリをたくさん読んでる人には拍子抜けするようなのが多いけど、読ませる文章の巧みさと怪奇的な雰囲気なんかが好きな人ははまると思う

    トリックとかより犯罪者や登場人物の気持ちや考え・行動が楽しめる

    まぁエログロが苦手・古い文章が苦手って人には勧められないが…

  • 二銭銅貨、一枚の切符、恐ろしき錯誤、二發人、
    双生児、D坂の殺人事件、心理試験、黒手組、赤い部屋、
    日記帳、算盤が恋を語る話、幽霊、盗難、白昼夢、
    指環、夢遊病者の死、百面相役者、屋根裏の散歩者、
    一人二役、疑惑、人間椅子、接吻

  • 基本的に短編は苦手なので(先がわかってしまうから。)
    全部読むのには根気がいりましたが、何とか読了。

    『人間椅子』は既読だったのですが、それでもやっぱり良い!!!
    天下の名探偵、明智小五郎の登場のお話も読めて良かったです♪

  • パノラマ島奇譚といい陰鬱とした世界観

  • 楽しかった初期短編。

    自分も怪奇小説書けるんじゃないかって思うくらい。

    乱歩の自作解説がついてるところがいい。

    乱歩の感想と、乱歩のまわりの評判と、自分の感想と、
    照らし合わせられるから。
    人間椅子と屋根裏の散歩者は間違いない。やっぱ良作。

    怪奇系だと白昼夢が良い。


    とにかくいろんな手法に挑戦し模索する乱歩の姿も楽しめますねぇ。

  • 屋根裏の散歩道は、明智小五郎が登場します。
    明智小五郎が登場するテレビ番組は見たことがありますが、文学は読んだことがありませんでした。
    江戸川乱歩は、伝説の作家のようにあがめたてまつって、読んだことがないことに気がつきました。
    ちなみに、NHKのTVのJブンガクで知りました。

  • デビュー作を含め、22編もの短編が詰まってます。

    つかみは最高なのにオチが残念な作品が多いように感じましたが、個人的には「人間椅子」は著者のオチづけの癖がしっくりはまってるような気がして面白かったです。

  • 一日一話の江戸川乱歩。
    そんな生活が夢みたいに素敵だと実感した一冊。

    実際のストーリーも面白いけど
    一話ずつに付いているあとがきがおもしろい。

    基本的に謙遜してるのに、これは謙遜ではなくって。なんて更に謙遜するあたりもすてき。
    褒められたらその気になっちゃうのも悪い癖、など猟奇的な内容の割に人間味が感じられるところに安心する。

    彼のことがもっと好きになります。

  • 初期の作品ですが、大正から昭和にかけての独特の空気が、文中から漂い、それがたまりません。

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著者プロフィール

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
1894年10月21日 - 1965年7月28日
日本を代表する小説家・推理作家。三重県生まれ。ペンネームの江戸川乱歩は、小説家エドガー・アラン・ポーに由来。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任した。代表作に『D坂の殺人事件』、『陰獣』、『孤島の鬼』、『怪人二十面相』、『幻影城』、『探偵小説四十年』など。少年探偵団シリーズは絶大な人気を博した。

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