清掻: 吉原裏同心 4 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-11 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334737191

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第4弾良かったです。
    清搔→すががきと読むんですね。
    いろいろな地名、読み方勉強になりますね。
    ちなみに、象潟(きさかた)という地名、浅草なんですね。覚えましたよ^_^
    今回の内容は、会所の閉鎖を命じられるが、その陰謀を暴きます。
    最後は幹次郎の活躍が光ります。

  • 「清掻」ってタイトルがもうたまらん感じで;;美しく華やかで、物悲しくて、吉原そのものを象徴するような、あざとすぎるタイトルじゃないか;; 中身も多彩で詰まってるし、作者のシリーズの中では居眠りに続いて好きかもしれん。幹サマがモテモテすぎるのはちょっとどうかと思うんだけど、姉さまにぞっこんなので許してやるか、というところ(笑)

  • タイトルの清掻に纏わる話は美しくて良かったです。
    一方でお役人の強欲なこと、、、
    明らかな身分制度があった時代には、本当にこんな無茶でも通ったのかな?

  • 「清搔」という副題が妙を得ている。秘剣「鳶凧」恐るべし。

  • ラストで

  • またまたヤバイね。清掻、聞いてみたくなった。

  • 11月-7。
    吉原に新任の与力が。上昇志向が非常に強く、
    幹次郎を出入禁止に。
    同じ頃、謎の辻斬りが発生。謎解きに奔走する幹次郎。
    与力との関係は。
    安定した面白さ。次作も期待。

  • 吉原裏同心4巻目。
    表番所に新しい人が配属されたのはいいけど
    なんだか展開で吉原会所の閉鎖を告げられ
    吉原は大騒ぎ…そりゃそうだ。
    だってかなりの広さで、尚且つ入り組んだ道ばかりなのに。
    スリとか喧嘩は序の口で
    そんなこんなで事件の連続なわけで。
    新表番所vs吉原会所みたいな。
    また汀女がいい女すぎて展開で…泣ける。
    と、同時に薄墨太夫の粋なこと…
    やはり花魁の頂点はこうでなくては!と頷ける。

  • またもや吉原の危機。
    政治の安定しないその裏で、吉原を締めようとやってきた新同心。とうとう会所まで吉原の外に追いやられてしまいます。
    今回は本当にハラハラしながらワクワクもしました。
    まだこのシリーズ四冊目ですが、一番面白かったかも。
    攻防と同時に一人の遊女が見受けされて吉原の外へ出るのですが、三味線の名手であり、タイトルにもなっている清掻を弾いて去っていくのです。
    ちょうど年も明けたところで読んだせいか、雪の中で響くその清々しさを感じました。

  • 吉原裏同心(四)

    ドラマは終わっちゃったけど
    小説はやっと四。
    今21まで発売されてるみたい。
    気長に読みます。

    ドラマ続編があるといいなぁ~
    小出恵介さんもさることながら
    近藤正臣さんがめっちゃカッコイイおじいちゃんだった。
    あ、本の感想じゃなくドラマの感想になっちゃった^_^;

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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