清掻: 吉原裏同心 4 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-11 光文社時代小説文庫)
- 光文社 (2004年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334737191
感想・レビュー・書評
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シリーズ第4弾良かったです。
清搔→すががきと読むんですね。
いろいろな地名、読み方勉強になりますね。
ちなみに、象潟(きさかた)という地名、浅草なんですね。覚えましたよ^_^
今回の内容は、会所の閉鎖を命じられるが、その陰謀を暴きます。
最後は幹次郎の活躍が光ります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「清掻」ってタイトルがもうたまらん感じで;;美しく華やかで、物悲しくて、吉原そのものを象徴するような、あざとすぎるタイトルじゃないか;; 中身も多彩で詰まってるし、作者のシリーズの中では居眠りに続いて好きかもしれん。幹サマがモテモテすぎるのはちょっとどうかと思うんだけど、姉さまにぞっこんなので許してやるか、というところ(笑)
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タイトルの清掻に纏わる話は美しくて良かったです。
一方でお役人の強欲なこと、、、
明らかな身分制度があった時代には、本当にこんな無茶でも通ったのかな? -
「清搔」という副題が妙を得ている。秘剣「鳶凧」恐るべし。
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ラストで
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またまたヤバイね。清掻、聞いてみたくなった。
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11月-7。
吉原に新任の与力が。上昇志向が非常に強く、
幹次郎を出入禁止に。
同じ頃、謎の辻斬りが発生。謎解きに奔走する幹次郎。
与力との関係は。
安定した面白さ。次作も期待。 -
吉原裏同心4巻目。
表番所に新しい人が配属されたのはいいけど
なんだか展開で吉原会所の閉鎖を告げられ
吉原は大騒ぎ…そりゃそうだ。
だってかなりの広さで、尚且つ入り組んだ道ばかりなのに。
スリとか喧嘩は序の口で
そんなこんなで事件の連続なわけで。
新表番所vs吉原会所みたいな。
また汀女がいい女すぎて展開で…泣ける。
と、同時に薄墨太夫の粋なこと…
やはり花魁の頂点はこうでなくては!と頷ける。 -
またもや吉原の危機。
政治の安定しないその裏で、吉原を締めようとやってきた新同心。とうとう会所まで吉原の外に追いやられてしまいます。
今回は本当にハラハラしながらワクワクもしました。
まだこのシリーズ四冊目ですが、一番面白かったかも。
攻防と同時に一人の遊女が見受けされて吉原の外へ出るのですが、三味線の名手であり、タイトルにもなっている清掻を弾いて去っていくのです。
ちょうど年も明けたところで読んだせいか、雪の中で響くその清々しさを感じました。 -
吉原裏同心(四)
ドラマは終わっちゃったけど
小説はやっと四。
今21まで発売されてるみたい。
気長に読みます。
ドラマ続編があるといいなぁ~
小出恵介さんもさることながら
近藤正臣さんがめっちゃカッコイイおじいちゃんだった。
あ、本の感想じゃなくドラマの感想になっちゃった^_^;